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黄金比は3:3:2:2+1 鉢バラ植付け用の用土を自分で作ろう


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理想的な鉢バラの用土とは

園芸店などにいくと、「◯◯の土」と言ったものが多数並んでいますよね。
もちろん、その中には「バラの土」もあるわけですが、「バラの土」に求められる性質ってなんでしょうか。

よく、通気性・保水性・排水性を兼ね備えた用土などと言われますが、実際には漠然としすぎてしまい、どうすればよいのかよくわからないというアナタ。
簡単におさらいしておきましょうね。

  • 通気性
    空気の通りが良いこと。根も呼吸しています。空気がないと根も窒息してしまうのです。
    通気性は排水性と密接に関係しています。通気性が良い=排水性が良いと考えてまず間違いありません。
  • 保水性
    水を十分に蓄えることが出来ること。ただし、保水性が良いと相反して排水性が悪くなることも良くあります。
    極端を言えば、泥のようなものを想像してもらえれば良いです。
  • 排水性
    水のヌケが良いこと。先にも書いたように根は呼吸していますので、常に水に使っていては窒息してしまいます。
    そのため、必要な水分を吸収した後は速やかに下へと流れでてもらうことが重要です。

赤玉土は万能選手の基本用土

上で記載した「通気性・保水性・排水性」の3つを兼ね備えた用土、それが赤玉土です。
赤玉土は粒の大きさによって、「大粒・中粒・小粒」と分類されることが多いですが、明確な規格はありません(たぶん)。

通常は中粒と言われるものが培養土には調度良いサイズとされています。
大粒は軽石の代わりに使われることも有りましたが、最近はあまり利用する機会はないと思います。
小粒は小さめの鉢用や重い土を好む植物用、または種蒔き用として利用されることが多いです。

バラは重めの土が良いと言われていますので、コンちゃんは中粒と小粒を等量混ぜて使っています。

土壌改良に有機物をプラスしよう

ご存知のように、良い土と言われるのは有機質を含んだ「富んだ土」を言います。

赤玉土には有機質はほぼ含まれておりませんので、有機物を追加してあげましょう。
よく使われるものは以下の3つ。
  • 腐葉土
    落ち葉などを堆積し腐食させたもの。広葉樹の葉で作られるのが一般的。
    肥料分はほぼ含まず、土をフカフカにすることを目的として使われることが多い。
  • 堆肥
    家畜ふん尿を堆積、腐食させたもの。牛ふん・豚糞・鶏糞などあるが、土壌改良材としては牛糞堆肥がよく利用される。
    他にバーク堆肥もあるが、こちらはバーク(おが屑など)を家畜ふん尿と混和して腐食させたもので、土壌改良効果は高い。
  • ピートモス
    その名の通り、コケ類を腐食させたもの。保水性が高く、排水性も悪くありません。
    また、軽量なのでハンギングバスケット用の基本用土として利用されることも多いです。
    ただし、酸性用土なので、通常は石灰などで調整して使用します。ブルーベリーや皐月など賛成を好む植物には、未調整で使用します。
    ピートモスは非常にフワフワしているため、根張が良くなることもあり、最近はこれを主体した用土も多くありますが賛否の別れるところであります。

腐葉土と堆肥で注意しなければならないことは、しっかりと腐熟したものを使うことです。
と言っても、普通ホームセンターや園芸店で安く販売しているものは不十分なものが大半なので、購入後すぐに使用せずに3ヶ月~6ヶ月程、雨の当たらないところで腐熟を促してから使用すると良い結果が出ることが多いです。

コンちゃんは腐葉土と堆肥を等量ブレンドして使用します。

配合は基本用土6改良土4+α

コンちゃんの好む配合は最近のバラの土としては結構重めの土です。
鉢植えだと移動が大変ですが、バラには重めの土が合うように思います。

昔からよく言われているのは赤玉土中粒7:腐葉土3の配合ですが、これだと若干水捌けが良すぎるように感じますので、若干手を加えています。

コンちゃん流鉢バラ用培養土の配合は
<基本用土> 赤玉土中粒3:赤玉土小粒3: <改良土> 腐葉土2:堆肥2:籾殻くん炭1
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籾殻くん炭は酸度調整と珪酸の補給、多孔質に依る土壌改良効果の向上を狙って追加しています。
籾殻くん炭は細かいので、用土の隙間に埋まるので分量外の+αとして混和しています。

これを赤玉が潰れないように丁寧に混和して使います。
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用土が出来上がったら1週間程度寝かせておきましょう

混和が終わると一応用土は完成しますが、これでは土が馴染んでいませんので1週間程度は寝かせてから使うのが良いです。

使用した堆肥が未熟であった場合も、土と混和されることにより発酵が促進され、害が出る可能性も軽減されます。
本当なら1ヶ月程度寝かしておくと、多少未熟な有機物が混じりこんだとしても腐熟が進みますし、土としての馴染みも良くなります。

また、馴染ませるために若干の水分が有ったほうが良いので、軽く湿らせてから寝かせておけば最良です。

用土に正解はなし あなたの栽培環境に合わせて独自の配合を編み出しましょう

最適な用土というのは人それぞれ違います。
大きな鉢に植えたい人、逆に小さい鉢に植えたい人、軽い土が好きな人、水持ちの良い土が好きな人など栽培者の好みや環境によって千差万別です。

例えば、大きな鉢に植える人は排水性を重視して赤玉土中粒7+腐葉土3にしたり、軽い土を好む人はピートモス5+鹿沼土3+堆肥2を石灰で酸度調整してみたりなど創意工夫が大事です。

他にパーライトはコガネムシの産卵を抑制する効果があるとして混和する人も居るようです。

様々な用土の性質を理解して、あなたも自分自身の黄金比率を見つけてみては如何ですか。






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