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バラ愛好家に大人気のスイス製剪定鋏 Felco(フェルコ)8


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欧州ではデファクトスタンダード フェルコの剪定鋏

ガーデニングブーム真っ盛りの頃、海外帰りのガーデナーが盛んに薦めていた剪定鋏。それがFelcoの剪定鋏です。

Felcoはスイスの刃物メーカーで、人間工学に基づいた形状を採用し、欧州では剪定鋏といえばFelcoが代名詞となっているようです。
欧州の園芸メーカーの鋏を見てみると、確かにフェルコにそっくり(OEM?)な鋏がよく見られます。

製造技術も工業化が進んでおり、多くの部分がオートメーション化された工場での製造となっているようです。
Felco公式から工場の様子が動画で投稿されていますので、製造現場を見ることが出来ますが、吃驚するくらいの工業製品となっています。

日本では数名の職人で製造されている現実と比べると、あまりの差に愕然としてしまいます。





さて、この完全に工業製品となるフェルコの剪定鋏の実力は如何程でしょうか。

選ぶなら6・8・11かな

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一口にフェルコの剪定鋏と言っても、沢山のモデルが有ります。
  • スタンダードモデル Felco2・6・8・11 実用性に優れたモデル
  • エントリーモデル Felco4・5 シンプルなモデル
  • リボルビングモデル Felco7・10・12 外転式ハンドルモデル
  • プログレッシブモデル Felco13・31 特殊タイプ

上記がフェルコの区分けのようです。

この中で実際に選ぶとしたら、やはりスタンダードタイプでしょう。
最も基本形はフェルコ2ですが、後継のフェルコ11が発売されていますので、これを選ぶのも良い選択でしょう。

また、予算に余裕がある方は、リボルビングモデルから選択しても良いでしょう。

今回コンちゃんは、特徴的な柄とアングルヘッドが特徴的なフェルコ8をチョイスしてみました。

充実の機能性は大満足です

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人間工学に基づいたとされる特徴的はハンドルですが、握り心地は良いですね。
非常にシックリ来ますし、握り直すこともありません。ここはかなりお薦めポイントとなりますね。

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刃のストッパー機能も、当初は若干硬い印象でしたが、少し緩めに締め直してあげれば問題ありません。
使っていくうちに馴染んでくるでしょうしね。

あと、ショックアブソーバー機能もしっかりと付いていて、太い枝を切った時の衝撃も軽減されます。
これがないと腱鞘炎になったりする人も居ますので、ありがたい機能です。

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アングルヘッドの刃は最近多くのメーカーで採用されていますが、大きく開き、太い枝を掴むのも問題ありません。
根元にワイヤーカッターが付いているので、使う人には便利かもしれません。

受刃にはヤニ溜まりが付いているので、長時間作業していると刃の開きが悪くなるということも軽減されるでしょう。

メンテナンス性は抜群です

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抜群というか完璧でしょうか。何しろすべての部品が保守用として供給されているようなので。
柄のグリップもメンテナンス工房へ送ると、綺麗に再コーティングしてくれるみたいです(有料)。

そして、付属品として画像のメンテナンス用ツールが付属してきます。
組み立てはマイナスビスか六角ボルトのいずれかで取り付けられています。
このツールで全てのネジへのアクセスが可能になるというわけです。

ただし、このツール自体は大した品質のものではないので、あればちゃんとしたドライバーやレンチで作業したほうが良いです。

切れ味は妥協できる範疇内

普段、国産手打ちの鍛造剪定鋏を使っているコンちゃんからすると、やっぱり一段から二段落ちるかなあと言ったところです。

ただし、この手の剪定鋏としては全く及第点の切れ味で、実際の作業で問題が出るようなことはないでしょう。
あくまでもコンちゃんの好みの問題だと思ってもらって構いません。

不満点を挙げてみると

今まで良いことばかり書いてきましたので、不満なところを少し。

何と言ってもゴツい。ゴツすぎます。
全体的に大きいのもありますが、ヘッドの取り付け部(ほっぺの部分)が張りすぎだし厚みもありすぎ。
狭いところへ差し込んでいくのに躊躇われます。

そのゴツさの御蔭で、一般的な剪定鋏ケースには入りません。
純正のケースは3000円くらいします。

価格の面で言うと、やはり全体的に高いです。
輸入品なので、関税と代理店の利益が乗っているので仕方のない所ではありますが、本国の倍の値段で買うほどの価値が有るのかと問われると、「流石ブランド好きの日本人」としか言えません。

持っていても野暮ったいし、細かいところやちょっと無理な体制で鋏を入れていくと、デカいヘッドが邪魔で見えづらいし、スマート感がありませんね。

コンちゃん的にFelcoの剪定鋏はあり?

正直に言いますと、「あり」です。
ただし、価格は考えなければ・・・です。

流石に本命選手にはなりませんが、2軍選手として使いっぱなし部隊に所属するのは全然有りです。
というか、準レギュラーくらいまで行けます。

他所様で作業するときの見栄張には最高です(笑)

ただ、やっぱりヘッドのゴツさは戴けません。
手と一体になるような感覚には程遠いような気がします。

でも、「思っていたよりも全然いいじゃない!」が本音です。
コンちゃんみたいに剪定鋏に拘りがあるとか、親方の手前とかそういう事情のないガーデナーの方には全然薦められますよ。

欧州では値段も相応ですから、人気があるのも十分に理解できます。

最後に収納ケースについて

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文中でも書いていますが、兎に角大きい剪定鋏なので、普通に売っている剪定鋏ケースでは全く入りません。
Felcoの純正ケースは高いです。

そんなあなたの為に、ちゃんと良い製品が出ているんですね。

剪定鋏ケースのメーカーとしては一流の岡田製作所(OK印)から「フェルコ型」なる剪定鋏ケースが販売されているのです。

これだと、純正の半額くらいで買えると思います。
コンちゃんは近所のお店で1200円で買いました。

ただし、このケースでもリボルビングモデルは無理みたいです。
#と何処かに書いてあったはずなのだが・・・








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