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剪定について学びたければこれを読め! 『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック』




京成バラ園ヘッドガーデナー 鈴木満男さんの記念すべき第一作

鈴木満男さん初めての著書にして、鈴木満男さんを一躍バラ界の著名人足らしめた記念すべき著作です。

京成バラ園ヘッドガーデナーとして確固たる地位を気づいているにも関わらず、メディアへの露出が少なかったために一般的な知名度は低かった鈴木氏でしたが、この著書をキッカケにバラ愛好家なら誰もが知っている栽培家へと変貌を遂げました。

京成バラ園で有名な人といえば、NHK趣味の園芸講師も務めている「村上 敏さん」が一番だと思いますが、京成バラ園芸での地位は鈴木満男さんの方がずっと上のようです。
#師弟関係ですかね?会社だから上司と部下かな??

バラが嫌がることをしていませんか?

という書き出しで本書は始まります。
この言葉はバラ愛好家に衝撃を持って迎えられました

今までのバラ愛好家といえば、バラに尽くして尽くして人生捧げることが最大の喜びでした。
そこを真っ先に否定されてしまうのです。「過保護は駄目ですよ」と。

栽培方法は的確に、更に詳細です

特に摘心や剪定などを含む「株姿の作り方」に関しては、その詳細さは特筆しています。
つるバラの誘引についても、本書の右に出る本は未だ無いでしょう。
また、”シュート更新しないバラ”という概念も本書で築かれたものと言っても過言ではないです。

系統によって、どのような株姿に整えていけばよいのか、写真を交えながら丁寧に解説されています。
今までこの本を読んだことのない人は、一度目を通しておくべきです。

この本の剪定に関する部分は必読です。

施肥については独特です

バラの施肥は年1回というのを広く根付かせたのも本書でしょう。

それまでは、バラの施肥といえば元肥&夏肥の大きく2つが必要というのが大方の栽培方法でしたが、最近は本書に習ってか年1回の施肥で十分と記載されている本も散見されます。

当初は「これは京成バラ園という環境の中での正解」であって、他の環境では生育を見て追肥するべきだという意見も多く聞かれ、コンちゃん自身もそう思っていますが、環境が整えば年1回でも大丈夫なのだということを知れただけでも十分です。
実際に年1回も試してみましたが、やはりコンちゃんの環境では若干秋花に勢いがないなという印象で、年2回の施肥に戻しています。

最早、鈴木流が主流か?

古くからのバラ愛好家からすれば、施肥のようにちょっと独特な栽培方法もあるのですが、それも京成バラ園の見事な株を見れば「それが正解だ」と言わざるを得ないでしょうし、言わせるだけの説得力がこの本からは漲っています。

この本の後に執筆された『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』でも、そのパワーは全開で、恐らく現時点で最高のバラ栽培書だと思っていますが、本書がそのベースになっていることは間違いありません。

バラ栽培の本ならこれが一押し 『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』(鈴木満男 監修)



本書はバラ栽培初めての方からコンちゃんのような10年選手まで、目から鱗の発見が目白押しです。
特に剪定関係で今ひとつ実践的なイメージが沸かないという方は、是非この本を読んでみてください。

この本はバラ栽培家なら”買うべき”本で間違いないです。






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