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バラ用殺菌剤のスプレータイプってどんなものがあるんだろう?


コメントに質問いただきました

コンちゃんのブログで一番人気の記事、農薬のローテーションに関する基本的な考え方にコメントを頂戴しました。


薬剤スプレーの系統について
はじめまして(^^)
薬剤の系統を探しているところ、こちらのブログを拝見させていただきました。
薬の表はとてもわかりやすいですね(^^)

突然の質問で申し訳ないのですが…。

バラを鉢植えで育てています。
2鉢と少ないのでスプレータイプを使用しています。
マイローズ殺菌スプレー、ベニカXファインスプレー、モストップRスプレーをローテーションで使っていますがもう1本薬を買い足そうと思っています。
アタックワンALが良いとききましたがアタックワンALはマイローズ殺菌スプレーと同じ系統ともききました。
何かオススメはありますか?

いきなりこんなこと聞いてすみませんm(_ _)m


コンちゃんはスプレー剤って使わないんですよね。使用量が多すぎて。
それにコスパも悪いので、定期的に散布しようと思ったら自分で希釈したほうがとってもお得です。

とは言え、利便性からスプレー剤を使われる方も居らっしゃるでしょうから、今回はこの質問に答えてみたいと思います。

まずは敵を知ることから始めよう

スプレー剤といっても本当にたくさんの種類があります。
確かに初心者向けと言っておきながら、どれを選んで良いのか悩むところだと思います。

今回の質問では
  • マイローズ殺菌スプレー
  • ベニカXファインスプレー
  • モストップRスプレー
の3種類をお持ちとのことです。
(モストップRスプレーという商品名で検索しましたが該当が見つからないため、「GFモストップジンRスプレー」と仮定して話を進めます)

各々有効成分を調べてみましょう。なお、殺虫成分も混合されているものは殺菌成分のみ抜粋。
すると、こうなります。
剤名有効成分系統
マイローズ殺菌スプレーミクロブタニル EBI
ベニカXファインスプレーメパニピリムアニリノピリミジン系
GFモストップジンRスプレーチオファネートメチルベンゾイミダゾール


んー、なんか判りづらいですねえ~~。
コンちゃんに馴染みの深い薬剤の名称に変換するとこうなります。

剤名同成分の薬剤総使用回数
マイローズ殺菌スプレーラリー乳剤ー(5回)
ベニカXファインスプレーフルピカフロアブル4回
GFモストップジンRスプレートップジンM5回


素晴らしいですね。ちゃんと3つとも系統が違いますので、しっかりとローテーションできています。
治療剤のローテーションとしては大変よい組み合わせだと思います。

ところで、勝手に総使用回数も足しておきましたが、マイローズ殺菌スプレーって総使用回数「ー」って変じゃない?
耐性がつきやすいEBI系ですよ。3回も連続散布したら耐性菌の恐怖が十分にあるっていうのに・・・

どうも最近は住化武田が「ー」を付ける薬剤を売り出してきています。
これは栽培期間中の使用回数に制限がないことを示しています。

農薬の適正利用の観点から言うと有り得ない・信じられない話なんですが、この記載は農水省が認めてるってことなんですよ。
だから、悪いのは「農水省」です。

(5回)はラリー乳剤の総使用回数です。これくらいが妥当ってことです。

追加しようとするなら何が良いのだろうか


さて、余談はさておき、ここまでで判ることは全部治療剤であるということ、全薬剤の総使用回数を足すと14回だと言うことです。
毎週散布ですと3ヶ月持ちませんし、隔週散布にしても半年が精々といったところです。

治療剤を1種類増やそうとしても系統が被ることになるでしょう。
かと言って、14回では1シーズン持たないでしょうから、ここは予防剤を追加するのが妥当ではないかと思います。

そこで、コンちゃんの僅かな商品知識の中で選んだのが、「サンヨール液剤AL」です。
バラの黒点・うどんこ病の予防薬として有効で、アブラムシなどの殺虫にも適用のある便利な薬剤です。
総使用回数も8回あります。

ちなみに質問者の方があげられている「アタックワンAL」の有効成分は”ミクロブタニル”で、すでにお持ちの「マイローズ殺菌スプレー」と全く同じ成分になります。

もちろん、他に予防効果のある薬剤を含んだスプレー剤があれば、それでも良いですし、本当ならば予防剤2種類入れて欲しいので、もう一種類はご自身で探していただいて、ご使用頂ければなあと思っています。

最近はスプレー剤の種類も大分増えてきました

ここ数年は特に各社から様々なスプレー剤が発売されているように思います。

商品の売り口上としては「簡単・お手軽」を全面に出しているものが多いことや株数が少ない人(初心者)向けということもあり、適正な使用が危ぶまれる商品が多いと思います。

また、有効成分も、どうしてもEBIに偏りますので、結局ローテーションできていないということも多々あると思います。

そういう意味では、この質問者の方、流石コンちゃんのブログを読んでいる方だけあって、しっかりとローテーションできていました。
(自画自賛です(笑))

本当はここに殺虫成分も含めて話をしないといけないのですが、それをやりだすと知恵の輪状態になってしまうので、今回は殺菌剤として考えてみました。

皆さんも薬剤選定の際に参考にしていただけると幸いです。




サンヨール液剤AL 【850ml徳用ボトル】
価格:997円(税込、送料別)












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コメント

非公開コメント

Re: ありがとうございます

マルスさん

読んでいただいてありがとうございます。

農薬散布に関しては、プロの人は避けたがる内容ですがから、どの本を見てもあまりハッキリと書いてあることは少ないですよね。
だからこそ、このブログでは農薬散布についてはしっかりと書こうと思っていました。

最近更新が滞っていますが、お暇な時に覗いていただけると嬉しいです。

ありがとうございます

おはようございます(^^)
スプレー剤のお返事ありがとうございます。
メーカー等に問い合わせてもお持ちの商品で大丈夫ですよ的な回答でした。
もう1種類増やしたいという回答にはなってなくて残念に思っていました。
コンちゃんさんに聞いて良かったです。
きちんとわかりやすくて本当にありがたいと思います。
前回と今回の薬剤の表は私の栽培ノートに書きました(手書きノートです笑)
こんなにわかりやすものは他には無いですね(^^)
栽培の本は薬剤まで詳しく載ってませんし。
あっ、NHKよくわかる栽培12か月シリーズ、村田さんの「つるバラ」藤岡さんの「バラ」は私も持ってました(^^)
コンちゃんさんも同じ本を持っているというだけでなぜかバラを育てていく自身みたいなものがつきました(^^)お守りです。

サンヨール液剤AL、早速用意してみます。
また何か質問させていただくことがあると思いますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
ありがとうございました(^^)
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