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バラを剪定する4つの理由


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なぜ毎年剪定しなければいけないのだろう

バラ栽培家にとって冬は最も忙しい時期である。
寒肥・剪定・誘引、鉢バラなら土替え・鉢増し、大苗の植付けも冬場の大事な作業である。
#昔はこれに石灰硫黄合剤の散布がありましたが、現在ではあまり主流ではないですね。

コンちゃんなどは、寒風吹きすさぶ中に手足が痛くなりながら作業していると、「バラ愛好家は”マゾ”なんじゃないか」と思えてきます(笑)

そんな辛い冬の作業ですが、もちろん大事な意味があるから毎年作業を行うのです。

バラを剪定する理由1 樹高のコントロール

もし、剪定しないまま翌年を迎えると株はどうなってしまうのでしょうか。

バラは頂芽優勢の法則がありますので、翌年も頂芽が芽吹いてきます。
要するに、樹高はどんどん高くなるということです。

樹高が高くなると、折角花が咲いても下から見上げることになってしまいます。
そのため、観賞期の5月・10月に程よい高さで花が咲くように短く切って樹高を調整しているのです。

バラを剪定する理由2 良い枝に良い花を咲かせるため

古い枝や細い枝には良い花は咲きません。
ですが、その枝も生育に養分を使うため、株全体に十分に養分が行き渡らなくなります。

古い枝や細い枝を整理することによって、良い花を咲かせてくれる枝に集中的に養分を与えることが出来るのです。

バラを剪定する理由3 病害虫の被害を軽減させるため

極寒地を除き、病気の菌は越冬することが出来てしまいます。
特に托葉(葉っぱの付け根の辺り)が残っていると、そこで菌は越冬しやすくなります。
菌が越冬すると、春の発病が早くなりますし、耐性の付いた菌が生き残り、殺菌剤の効きが悪くなってしまいます。

また、葉っぱについていた害虫の卵やカイガラムシも剪定時に駆除されることになります。

更に、剪定により余計な枝が整理されますので、生育期も風通しが良くなり、病害虫の発生を抑制してくれるという恩恵もあるのです。

バラを剪定する理由4 株の若返りを促します

バラは基本的にはシュートを更新して株を若返らせることができる植物です。
古い枝が残ったままだと、新しいシュートも出づらくなります。

新しい枝には良い花が咲きますので、なるべく多くのシュートを発生させたいものです。

そこで、剪定することにより、ベーサル・サイドともにシュートの発生が促され、良い花も咲き、株が若返ることが出来るのです。

バラの剪定は、良い花を咲かせるための人間の都合

バラは剪定しなくても枯れることはありません。
もちろん、自然界では剪定してくれる人なんて居ませんからね。

ですから、剪定は人間の勝手で行われるものですから、人様の都合で行えばよいのです。
樹高をもっと低くしたいなと思えば、より深く切ればよいですし、大きな花が見たいと思えば枝数を制限すれば良いといった感じです。

たとえ、失敗したなと思っても、翌年の剪定でやり直すことが出来ますし、シュート更新してしまえば過去の誤ちともオサラバできます(笑)

冬剪定は、迷ったら切る。それで良いと思います。正解なんてないのですから。
何年か経験すれば、自ずと見えてきますし、バラもそれまでは耐えてくれる丈夫な植物ですよ。







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