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春に後悔しないように 大苗の選び方3ヶ条


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その1 太い枝が多いものを選ぶべし

近年は10月を過ぎる頃からロングポットに植え付けられた大苗の販売が始まります。
色々な品種が店頭に並び目移りしてしまいますが、より太い枝が多い苗を選びましょう。

太い枝からは良い花枝が出ますし、花も多く咲かせることが出来ます。

以前は太い枝が3本ある苗が良いと言われていましたが、品種に依る差異が大きいので1本でも太い枝があれば良い苗だと京成バラ園芸の鈴木満男氏は仰っています。

何れにせよ、枝は太いほうが良いというのは間違いないです。

その2 芽が動いていても構わない

一昔以上前ですと、大苗は1月頃に並ぶものでしたが、最近は何でも早く出したがるため、10月頃から店頭に並ぶことも少なくありません。

これは裸苗や根巻き苗など完全に休眠期に入っていないと流通させられなかった状況から、ロングポットに仮植えすることにより、より早期に長期にわたって流通させることが出来るようになったことが要因のように思います。

そのため、10月に出荷された苗の芽が動くのは当然のことですから、芽が動いていても心配しなくて大丈夫です。

先に書いたように、以前は休眠期に入ってから掘り上げられるので、芽が動いていないものが良いと言われていたのですが、最近の流通事情では、これは当てはまらないのです。

逆に、他の苗は芽吹いているのに、芽吹いていない苗を選ぶのは危険です。
掘り上げ時期が同じであれば、何らかの要因で生育が止まってしまった=根に障害があるということが考えられます。

バラは強い植物なので、ロングポットに植えてあれば根付きが悪くても、この時期ではパッと見では判りません。
春になって、芽が動き始めてから枝に皺が入って枯死するというパターンが多いようです。

ですから、他の苗が芽吹いているのであれば、芽吹いている方が順調に生育しているという証になります。
芽吹いてしまった苗は冬剪定の時期に整えてあげれば良いのです。

その3 比較は同一品種で行うこと

これまで書いてきたように、良い大苗の見極めは他の苗との比較が大事になります。
そのため、在庫数が多い店のほうが見極めが容易です。

ただし、比較は同一品種で行うことが大事です。

枝の太さやシュートの出方は品種により結構変わりますので、元々枝の細い品種と太い品種を見比べても何の意味もありません。
芽吹きの早さも品種により多少の差異がありますので、こちらも同一品種間で比較することが重要となります。

上の画像は別品種なので比較にはなりませんが、仮に同一品種だと仮定すると、左のほうが良い苗となります。

コンちゃん的には薦めない 大苗の選び方は難しい

基本的に休眠期に購入する大苗ですから、苗の良し悪しの判断はとても難しいです。
失敗すると上手く根付かずに春に枯死します。
結果が判るのは3~4ヶ月も先になってしまうので、色々な要因が絡んでより複雑になります。

上手く育てられれば立派な花を春に堪能することが出来ますが、代わりにリスクも大きいのが大苗です。
価格的にも結構高いですし、枯死したときのショックも大きいです。

元来は輸入苗が主流であったり、コストの軽減が理由で流通が多かった大苗です。
未だにこの頃の情報で書かれている本も多いので、今の状況に合った選び方をしましょうね。




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