Top Page >> 2016年01月

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バラを剪定する4つの理由


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なぜ毎年剪定しなければいけないのだろう

バラ栽培家にとって冬は最も忙しい時期である。
寒肥・剪定・誘引、鉢バラなら土替え・鉢増し、大苗の植付けも冬場の大事な作業である。
#昔はこれに石灰硫黄合剤の散布がありましたが、現在ではあまり主流ではないですね。

コンちゃんなどは、寒風吹きすさぶ中に手足が痛くなりながら作業していると、「バラ愛好家は”マゾ”なんじゃないか」と思えてきます(笑)

そんな辛い冬の作業ですが、もちろん大事な意味があるから毎年作業を行うのです。

バラを剪定する理由1 樹高のコントロール

もし、剪定しないまま翌年を迎えると株はどうなってしまうのでしょうか。

バラは頂芽優勢の法則がありますので、翌年も頂芽が芽吹いてきます。
要するに、樹高はどんどん高くなるということです。

樹高が高くなると、折角花が咲いても下から見上げることになってしまいます。
そのため、観賞期の5月・10月に程よい高さで花が咲くように短く切って樹高を調整しているのです。

バラを剪定する理由2 良い枝に良い花を咲かせるため

古い枝や細い枝には良い花は咲きません。
ですが、その枝も生育に養分を使うため、株全体に十分に養分が行き渡らなくなります。

古い枝や細い枝を整理することによって、良い花を咲かせてくれる枝に集中的に養分を与えることが出来るのです。

バラを剪定する理由3 病害虫の被害を軽減させるため

極寒地を除き、病気の菌は越冬することが出来てしまいます。
特に托葉(葉っぱの付け根の辺り)が残っていると、そこで菌は越冬しやすくなります。
菌が越冬すると、春の発病が早くなりますし、耐性の付いた菌が生き残り、殺菌剤の効きが悪くなってしまいます。

また、葉っぱについていた害虫の卵やカイガラムシも剪定時に駆除されることになります。

更に、剪定により余計な枝が整理されますので、生育期も風通しが良くなり、病害虫の発生を抑制してくれるという恩恵もあるのです。

バラを剪定する理由4 株の若返りを促します

バラは基本的にはシュートを更新して株を若返らせることができる植物です。
古い枝が残ったままだと、新しいシュートも出づらくなります。

新しい枝には良い花が咲きますので、なるべく多くのシュートを発生させたいものです。

そこで、剪定することにより、ベーサル・サイドともにシュートの発生が促され、良い花も咲き、株が若返ることが出来るのです。

バラの剪定は、良い花を咲かせるための人間の都合

バラは剪定しなくても枯れることはありません。
もちろん、自然界では剪定してくれる人なんて居ませんからね。

ですから、剪定は人間の勝手で行われるものですから、人様の都合で行えばよいのです。
樹高をもっと低くしたいなと思えば、より深く切ればよいですし、大きな花が見たいと思えば枝数を制限すれば良いといった感じです。

たとえ、失敗したなと思っても、翌年の剪定でやり直すことが出来ますし、シュート更新してしまえば過去の誤ちともオサラバできます(笑)

冬剪定は、迷ったら切る。それで良いと思います。正解なんてないのですから。
何年か経験すれば、自ずと見えてきますし、バラもそれまでは耐えてくれる丈夫な植物ですよ。







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2016年 バラの冬剪定を行いました。


冬剪定してますか?

バラ栽培では冬の作業は目白押しですが、メインイベントの冬剪定は済みましたか?

関東平野部では1月から2月中旬くらいまでが適期です。

それより早いと芽が動き出してしまいますし、遅いと株へのストレスが大きくなってしまいます。

HT第1号 ラ・フランスの例

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記念すべき初のHT品種、ラ・フランス。
今のHTと比べると、すこし華奢な部分もありますが、未だに衰えぬ魅了にあふれた品種です。

樹高は大きくなりすぎることはありませんが、細い枝が多く、花首が垂れるように咲くことも多いです。
シュート更新して育てていくタイプのようです。

まずは古いシュートを切り捨てるか、株元を見て考える

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株元を見ながら、残すシュートと切り取るシュートを選別します。

上の画像の一番右側のシュートだけ、一際古く、2年以上経ったシュートと思われます。
真ん中のシュートは剪定痕から去年のシュート、残りは今年のシュートです。

こうやって見ると、2年以上前のシュートは明らかに老化した感じですし、今年は良いサイドシュートの発生もないようです。
幸い、今年は新しいシュートの発生がありましたので、これは切り取ることにします。

なお、真ん中ら辺に写っている一番緑色の細い枝。
これも細いので切ろうかな・・・と思いましたが、小心者のコンちゃんは残すことに。
でも、今これを書きながら、やっぱり切除しようと思っているコンちゃんです。
明らかに充実してないですもんね。明日にでも切除します。

上部は前年の剪定位置を確認しつつ、今年の剪定位置を決めましょう

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あとは、上部を去年の剪定位置を基準としつつ、高さを調整して切り詰めていけば大丈夫です。

去年は樹高が高かったなと思えば、今年のシュートは1段下げて剪定すれば良いし、逆なら1段上げれば良いのです。
また、剪定する枝は去年の1番花が咲いた枝になります。これを見目麗しく3芽残して剪定すれば大丈夫です。

兎に角迷ったら切れ 3年もすれば何となく出来るようになる

初心者のかたは、冬剪定を何処で切ろうか大分悩むことと思います。
コンちゃんも相当悩んで切れずに時間ばかり掛かっていました。

ところが、一回剪定すると、剪定後の枝の伸びが見えてきますので、あとは3芽麗しくの法則で切るだけ。
3回も経験すれば、感覚が掴めてくると思います。

冬剪定は思い切りの良さが大事です。
ちなみに、この株の剪定にかかった時間は・・・3分くらいかな。

バラは冬剪定を行うことによって毎年栽培をリセットできる、人間に都合の良い花木です。

兎に角、切らないよりは切ったほうが良いのですし、余程酷いことをしなければ枯れることなんてありませんから、細かいことは気にせずにバッサリ切って年中に生育具合を観察、翌年の剪定で再挑戦と行きましょう。












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品種紹介がこんなに為になった本は初めて 『よく咲く鉢バラの育て方 いちばんわかりやすい』


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コンちゃん大好き 鈴木満男さん著の鉢バラ向け栽培書です

最早日本のバラ界にて彼の名を知らない人は居ないでしょう。
京成バラ園芸のヘッドガーデナー 鈴木満男さんの著作です。

鈴木満男さんといえば、NHK出版『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック 』での剪定テクニックが衝撃を呼びました。
また、その続編とも言える『決定版 美しく咲かせる バラ栽培の教科書』も前著に勝るとも劣らない名著です。

もちろん、両書ともコンちゃんの愛読書になっています。

剪定について学びたければこれを読め! 『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック』

バラ栽培の本ならこれが一押し 『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』(鈴木満男 監修)


そんな鈴木氏が書いた鉢バラの育て方、やはり只者ではありませんでした。

育て方は他書を踏襲し、より詳しく

肝心の育て方は前書『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック 』を踏襲した内容となっていますが、植付けや水遣りなどは鉢バラ向けにより詳細に手順が記載されています。

基本的な育て方自体にはあまり目新しいところはありませんが、鉢バラの剪定画像などはあまり見掛けないため、貴重かもしれません。

驚くべきは品種紹介だった

大概、この手の育て方の本にはある程度の品種紹介ページが含まれます。

それはそれで良いのかもしれませんが、どの本も似たような品種、似たような説明で正直、ページ稼ぎじゃないのかとさえ思ってしまいます。

コンちゃん的には、この品種紹介で紙面の1/3も占めるような本は買いたくないというのが本音です。

ところが、この本も紙面の半分は品種紹介ページになっています。
初めは「しまった~」と思いましたが、折角なので読んで吃驚。

鈴木氏セレクトなので、他の著者とはひと味違った品種選択が面白い。
更には、紹介文が実践的。
「この品種の剪定は◯◯に注意」とか「こんな仕立て方がオススメ」と言ったような、実際に育てる時に役立つ紹介内容で、これは役に立つ!

思えば、他書だと品種紹介は本の前半部にくることが多いはず。
まずは、綺麗なバラの画像でテンションを高めよう的な発想ではないでしょうか。

ところが、本書の品種紹介は後半部にあります。
前半部で育て方をしっかりと学んだあとに、「さて、ではどれを育てるか・・・」と選べる構成になっているのです。

最初に育て方が頭に入っていますから、紹介内容もよりスムーズに理解が出来るというわけです。

鈴木満男さんの著作にハズレ無し

”我が家は全部地植えです”という猛者を除き(笑)、少なからずとも鉢バラを育てている人、これから鉢バラを育てたい人に、この本は買って損はありません。

鈴木さんの著書は本当にハズレがありませんね。
知りたいことがズバッと入ってくるという感じで、一気に読み終わってしまいますよ。








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2016年 寒肥を施す


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寒肥で今年のスタートを順調に始めさせましょう

一年の計は元旦にありではないですが、バラ栽培の1年は冬に始まります。

定植した大苗はもちろんのこと、既に庭の一員となっているバラ達も寒肥から今年のお世話はスタートします。

寒肥は、主に秋口までの生育に必要な肥料を与えるとともに、今年1年のベースとなる養分を供給する大事な作業です。

寒肥の意義、与え方などは過去記事を参考にしてくださいね。

寒肥の基本的な考え方

寒肥の施し方



寒肥は少し深めに施しましょう

寒肥は夏肥よりも深く施しましょう。
寒肥は有機物主体の肥料を多く施すことになると思いますので、急激な発酵を抑えつつ肥効を穏やかにするためです。

夏肥は20cm程度で施しますが、寒肥は30cm以上50cm程度の深さで施してあげると効果的です。

また、肥料を入れたら、周りの土とよく混ぜてから掘りあげた土を戻してくださいね。

今年の寒肥はフラワーメーカーで施しました

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寒肥は主に油粕主体の有機物で施すことが多いのですが、今年は京成バラ園芸のフラワーメーカーを使用しました。

使い方にコツがいるけど効果は十分のオススメ肥料をご紹介 京成バラ園芸 フラワーメーカー


フラワーメーカーの場合は、NPK 10-10-10の均等型なので、リン酸分としてバットグアノを適量追加しています。

フラワーメーカーは有機配合化成肥料の扱いですから、施肥後すぐに化成の肥効が現れてきますので、一般的な寒肥よりは若干遅目に施した方が無駄がないと思います。

実際に、今は少し早いかな、本当ならば2月に入ってからでも良いのではないかなと思っています。

何らかの理由で寒肥をあげられない人は3月に入ってから施肥を始めましょう

忙しかったり、植栽が混んでいて穴を掘るのが難しい人は3月に芽出し肥から施肥を開始しても大丈夫です。

その際は、量は窒素換算10g程度まで減らし、1番花後にお礼肥えも与えましょう。

芽出し肥は夏肥のように浅めに混和してもよいですし、表土に撒いて軽く耕してあげるだけでも良いですよ。

ただし、寒肥のような生の有機物ではなく、発酵済みの肥料を使用するようにしましょう。












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鉢バラの植替え時、憎っくき白い悪魔が現れたら、諦めて根を洗おう。


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鉢バラの植替え時は落とした土も確認しよう

鉢バラの植替えについては、最近は全て土を落とさずに荒く土を落として植替えることを薦める御仁も増えてきました。
コンちゃんもその一人で、わざわざ完全に土を落としたり、根を洗う必要は無いと思っています。

しかし・・・それも、あの白い悪魔を見るまではの話です。

根鉢を崩している最中に落とした土の中に怪しげな白い物体・・・そう、憎っくきコガネムシの幼虫(ネキリムシ)です。

ネキリムシは鉢バラにとって最大の強敵。こいつに手に掛かると再起不能に陥ることも。

ネキリムシは1匹存在を確認したら、最低5匹以上はいると思ったほうが良いです。
酷い時には1鉢に20匹位いることもあります。

兎に角、土は全部落としてしまいましょう

残念ながらネキリムシを確認してしまった株は、土を全部落としてしまいましょう。

こいつらは何処に潜んでいるかわからないからです。
また、かなり小さな幼虫もいますので、見逃す可能性もあるからです。

ちなみに、一番上の画像ですが、実はこの画像の中に3匹の幼虫がいます。
2匹は小さすぎて分からないでしょ(笑)
これくらい、大きさに差があるので要注意です。

念には念を入れて、根も水で洗い万全を期そう

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もうここまで土を落としてしまったら、諦めてしっかり根も洗ってしまいましょう。
これで完全にネキリムシとはオサラバできる筈です。
ついでに癌腫の確認もできますしね。

根を洗うときは、流水で土を洗い流しても良いのですが、コンちゃんの場合はホースの水をストレートにして水圧で吹き飛ばします。
こうすれば、根元の土もしっかりと取り除くことが出来ます。

ここで、根を水に1時間位漬けて吸水を・・・なんて人もいるかもしれませんが、一連の作業を連続して行う場合なら必要ありません。
途中で休憩するなら、休憩中は水につけておいたほうが良いとは思いますけどね。

植付時には根の間にもしっかりと土が行き渡るように、棒で突き入れましょう

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「突き入れる」と書いていて何ですが、実際には棒を根の中に入れて、”左右に揺さぶる”感じです。
上下に動かしてもそんなに土は入って行きません。逆に根を痛める結果にも成りかねません。
左右に動かして、根の間に入れていくと、いくらでも入っていくんじゃないかと思えるほど入っていきます。

今後の根付きにも影響しますので、この作業は念入りに四方八方から何度か行って、しっかりと土を入れましょう。
また、画像を見ると判ると思いますが、根の周りではなく、完全に根の中に差し込んで根の間に土を入れていきましょう。

荒療治に見えますが、臆することなく作業しましょう

一般的な草花に慣れた人からすると、土を完全に落として、しかも根を洗うなど、とてつもない荒療治だと感じるのではないかと思います。

コンちゃんも初めはかなりビックリしたものです。

しかし、ちょっと考えてみれば、裸苗を作っていると思えば良いのです。
ただし、やっぱり株に負担が大きいことは確かなので、その後は水をやり過ぎず、かつ乾燥もさせすぎずの水遣りを心がけ、春の萌芽を期待しましょう。

コガネムシの幼虫は、生育期に被害が出ると、回復も難しくなります。
この時期に発見できてラッキーと思い、適切に作業しましょう。










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