Top Page >> 2015年12月

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来年も元気に咲いてくれるように 鉢バラの植替え


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極寒期こそ、鉢バラの植え替えを

極寒期といっても、コンちゃんの住まう関東平野(千葉県)は雪が降らないので、植替えは今が適期です。

千葉だとまだ12月は暖かいんじゃないの?という声も聞こえそうですが、今年既に最低気温氷点下3度を記録していますので大丈夫(笑)
流石に完全に休眠に入っているわけではありませんが、生育はほぼストップしています。
暖かいのは海際と房州(安房国)の話ですよ。

適期は12月の後半から2月初旬まででしょう。

まずは上部を整えましょう

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今回サンプルとなる株は1987年京成バラ園芸作出の「春芳」です。
初夏に売れ残り新苗を購入して1年目の株になります。

鉢バラの植替えは根鉢を崩し、土のリフレッシュも兼ねていますので、相応に根にもダメージを与えます。
そのため、根に合わせて、ますは枝の整理しなければなりません。

といっても、難しいことではなく、要は大苗を作るイメージで切れば良いのです。

この際、早い時期(まだ寒さが厳しくない12月頃)の植替えの場合は、植替え後に芽が動き出してきますので、それを見越して2月の冬剪定で丁度良いように1・2芽長く残しても良いです。

今回は寒さが増してきていますので、冬剪定も兼ねてバッサリと剪定しました。

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株を鉢から抜いて土を落とします

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枝の整理が終わったら、株を鉢から抜きますが、これがなかなかの重労働です。
伸びた根が鉢にくっついてなかなか外れません。

上の画像のようなスパチュラ(ヘラ)を差し込んで、ぐるりと一周させると楽に抜くことが可能です。

コンちゃんが使っているスパチュラ「仁作 植え替え名人400」の記事はこちらです。

頑固な鉢バラを楽に抜く強い味方 仁作 植え替え名人400


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鉢から抜くと、この様に根が回っていますので、ほぐしながら土を落としていきます。
この際に、多少根が切れるのは問題ありません。そのために先に枝を整理してあるのですから。
とは言っても、無駄に千切るのは良くありませんので、丁寧に土を落とすようにしてくださいね。

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バラ会などでは、根を流水で洗って完全に土を落とすことを推奨している場合も多くあると思います。
そこまでしなくても大丈夫ですが、もしネキリムシの発生が見られたら、潜んでいるかもしれませんので念入りに土を落としてください。

あとは大苗の植付けと同様です

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ここまでくると判るかもしれませんが、要は大苗を作って植え付けていると思えば大方間違っていません。
2年3年と育った株でも剪定部位が冬剪定に準ずるだけで、大苗のごとく植え付ければ大丈夫です。

大苗の植付け方は以下の記事を参考にしてください。

大苗だからって根鉢を崩すのは間違いです ポット大苗の植付け方


施肥は3月に入って芽出し肥から規定量をあげるようにしましょう。

以上のように、鉢バラの植替えは大苗の植付けの応用だと考えれば判りやすいと思います。
寒さの厳しい時期を見計らって、冬剪定も兼ねて植替えをしましょうね。




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頑固な鉢バラを楽に抜く強い味方 仁作 植え替え名人400


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鉢バラの植替えに一番苦労すること それは株を鉢から抜くことです

鉢バラ栽培での一番の苦労は「水遣り」ですが、次いで大変な作業は冬の土替え(植替え・鉢替え)ではないでしょうか。

毎年の土替え推奨ですが、何だかんだで2年に1回になっている人も多いのではないかと思います。
実はコンちゃんもそんな一人です(というか既に5年近く植え替えていない鉢も・・・)。

そんな植替え作業ですが、その中でも一番大変だなと思うのは、鉢から株を抜くことです。
プラ鉢の場合は、側面を手で押し潰してみたり叩いてみたり格闘の末で何とか抜けますが、陶器の場合は乱暴に扱って大事な鉢にヒビが・・・なんて経験を貴女もお持ちではないですか?
更には大事な枝を折ってしまったり、最悪接ぎ木部分が剥がれてしまったなんて事にも成りかねません。

原因は旺盛に生育した根が鉢の側面にガッチリと食いついて離れないから。
こんな時に役に立つアイテムが富田刃物の「仁作 植え替え名人」です。

植木鉢に沿ってぐるりと一周差し込んでいくだけで、楽に鉢から抜けます

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仁作 植え替え名人は、簡単に言うと、鉢植え用のヘラ(スパチュラ)みたいなもの。パット見はパレットナイフみたいですね(笑)

ヘラの一方は鋸刃になっており、これを鉢の外周に差し込んでへばり付いた根を切っていくという道具です。
これは全長が400mmの一番長いサイズです。

刃部は非常に柔軟性に優れていて、多少ひん曲がっても全く問題ありません。
逆にこの柔らかさが、鉢に沿っていくのを楽にしているようです。

ザクザクと一周して抜いてみると、今までの苦労がウソのように僅かな力で抜くことが出来ます。

鋸刃を利用して根切り・株分けにも重宝します

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他の使い方としては、抜いた株の肩の土を切り落としたり、根を半分に切ったりすることも出来ますし、宿根草の株分けなどにも使うことが出来ます。

商品シールにも載っているようにシンビジュームの株分けにはとても重宝しそうですね。
実際プロの生産者は本物の鋸で切ったりするひとも多いようですから。

鉢バラを多く育てている人ほど嬉しい道具です

鉢バラを多く育てていればいるほど、仁作 植え替え名人の有り難みを感じることと思います。

植替え作業の時間軽減はもちろんですが、植替え作業は思いの外体力勝負の作業ですから、肉体的負担も相当軽減されます。

鉢バラを5株以上育てている人は必携のアイテムと言っても過言ではないでしょう。
それくらい、植替え作業が楽になりますよ。

価格的にも安いところだと1000円以下で購入することが出来ますので、コストパフォーマンスも抜群だと思います。

是非、貴女も使ってみてくださいね。














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春に後悔しないように 大苗の選び方3ヶ条


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その1 太い枝が多いものを選ぶべし

近年は10月を過ぎる頃からロングポットに植え付けられた大苗の販売が始まります。
色々な品種が店頭に並び目移りしてしまいますが、より太い枝が多い苗を選びましょう。

太い枝からは良い花枝が出ますし、花も多く咲かせることが出来ます。

以前は太い枝が3本ある苗が良いと言われていましたが、品種に依る差異が大きいので1本でも太い枝があれば良い苗だと京成バラ園芸の鈴木満男氏は仰っています。

何れにせよ、枝は太いほうが良いというのは間違いないです。

その2 芽が動いていても構わない

一昔以上前ですと、大苗は1月頃に並ぶものでしたが、最近は何でも早く出したがるため、10月頃から店頭に並ぶことも少なくありません。

これは裸苗や根巻き苗など完全に休眠期に入っていないと流通させられなかった状況から、ロングポットに仮植えすることにより、より早期に長期にわたって流通させることが出来るようになったことが要因のように思います。

そのため、10月に出荷された苗の芽が動くのは当然のことですから、芽が動いていても心配しなくて大丈夫です。

先に書いたように、以前は休眠期に入ってから掘り上げられるので、芽が動いていないものが良いと言われていたのですが、最近の流通事情では、これは当てはまらないのです。

逆に、他の苗は芽吹いているのに、芽吹いていない苗を選ぶのは危険です。
掘り上げ時期が同じであれば、何らかの要因で生育が止まってしまった=根に障害があるということが考えられます。

バラは強い植物なので、ロングポットに植えてあれば根付きが悪くても、この時期ではパッと見では判りません。
春になって、芽が動き始めてから枝に皺が入って枯死するというパターンが多いようです。

ですから、他の苗が芽吹いているのであれば、芽吹いている方が順調に生育しているという証になります。
芽吹いてしまった苗は冬剪定の時期に整えてあげれば良いのです。

その3 比較は同一品種で行うこと

これまで書いてきたように、良い大苗の見極めは他の苗との比較が大事になります。
そのため、在庫数が多い店のほうが見極めが容易です。

ただし、比較は同一品種で行うことが大事です。

枝の太さやシュートの出方は品種により結構変わりますので、元々枝の細い品種と太い品種を見比べても何の意味もありません。
芽吹きの早さも品種により多少の差異がありますので、こちらも同一品種間で比較することが重要となります。

上の画像は別品種なので比較にはなりませんが、仮に同一品種だと仮定すると、左のほうが良い苗となります。

コンちゃん的には薦めない 大苗の選び方は難しい

基本的に休眠期に購入する大苗ですから、苗の良し悪しの判断はとても難しいです。
失敗すると上手く根付かずに春に枯死します。
結果が判るのは3~4ヶ月も先になってしまうので、色々な要因が絡んでより複雑になります。

上手く育てられれば立派な花を春に堪能することが出来ますが、代わりにリスクも大きいのが大苗です。
価格的にも結構高いですし、枯死したときのショックも大きいです。

元来は輸入苗が主流であったり、コストの軽減が理由で流通が多かった大苗です。
未だにこの頃の情報で書かれている本も多いので、今の状況に合った選び方をしましょうね。









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バラの冬剪定に特化した本 『超図解!よくわかるバラの剪定講座』


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育種家 河合伸志著の代表作

禅ローズの生みの親である河合 伸志の著作です。
現在は横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーという肩書だそうです。

禅ローズ自体も販売元が移管されたりしておりますので、今後の先行きは不透明ですね。

河合さんの著作としては、他に本作の改訂版とも言えそうな『もっと知りたい! バラ栽培と剪定講座 』やNHKの人気シリーズ『ミニバラ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』があります。

冬剪定&誘引がメインです

書名にもある通り「剪定」を題材とした内容です。

紙面の2/3が冬剪定と誘引、残りの1/3が植付け・施肥などの一般的な内容となりますが、こちらは非常に断片的な内容なので、これ1冊でバラ栽培がひと通り判るというものではありません。
あくまでも、冬の剪定&誘引がメインの本となります。

内容は濃いが編集が駄目で読みづらい

バラを樹形によりブッシュ/シュラブ/クライミングの3種に分類し、各々元気な株、そうでない株、元気過ぎる株などの剪定という風に記載されています。

鈴木満男さんチックな構成の書き方をしていますが、内容としては相違点は多いです。

氏の剪定は全体的にあまり切り詰めない感じを受けました。
今の流行的にふんわりと咲かせるタイプの剪定かと思います。
昔ながらのガッチリとしたHTなどはもっとバッサリいってもいいかも・・・と思います。

とは言え、内容的には十分参考になるでしょう。

しかしながら、この本の最大の欠点は章の構成がまるで出来ていないということでしょう。
本の構成がまるで見えてこないので、このページは何を言いたいのか見せたいのか、読者が考えながら読み進めないと行けません。
また、見出しが全く役になっていないので、ページをめくると途端に違う内容になっていて、読んでいると疲れます。

この本でとてもユニークで特徴的な内容は、「曲げ剪定」と「段差剪定」

河合さん独特のテクニックとして、「曲げ剪定」「段差剪定」が紹介されています。

「曲げ剪定」は「折り曲げ剪定」とは違うテクニックですね。
折り曲げ剪定は枝を完全に潰して曲げますが、河合さんのいう「曲げ剪定」は湾曲させて弧を描き、頂芽を作る剪定です。
これを実践しようとすると広い敷地が必要になると思いますが、花数も増えますし豪華にはなるかなと思いますので、試してみたい技ではあります。

「段差剪定」については、つるバラはどうしてもシュートの先端部分のほうが花が充実するので、シュートの長さを変えて全体的に咲くようにしようという、フェンスや壁面向きの剪定・誘引方法です。
これも覚えておくと枝の配置にバリエーションが増えると思います。

何故かつるバラに力が入っている

普通だとブッシュやシュラブタイプに力を注いで、クライミングは御座なりという本が多い中、完全に逆でつるバラに目一杯紙面を割いています。

つるバラの場合は誘引もいろいろとありますので、このような力加減になったのかもしれませんが、つるバラの誘引を丁寧に解説している本が少ない中ではとても貴重な本と言えましょう。

書名も「超図解!よくわかるバラの剪定・誘引講座」にした方が良かったかもと思うほど。
つるバラに苦労されている方は一読の価値有りです。

良い本なんですけど、満足感が生まれない可哀想な本

内容的には斬新なテクニックもあり、読むほどに深まってくると思うのですが、この「読むほどに・・・」って言うのが曲者。

上でも書いているように、読みづらい。本全体の構成から各記事の構成までメリハリがないというか何を見せたいのか判らないというか。
河合さんは悪くないのに、これの編集の人駄目でしょ。この本の価値を40%位低下させていると思いますよ。
ただし、使われている画像はとても綺麗で良いです。

ということで、内容は悪くないので我慢して読んでみて。
















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ピートモス主体で水捌け抜群の用土 瀬戸ヶ原花苑 ケイ山田監修 バラ専用培養土


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蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデンを手掛けるケイ山田が監修したバラ専用培養土

長野県蓼科市にある本格的英国式庭園「バラクラ イングリッシュガーデン」。
こちらのガーデンデザインをしているケイ山田が監修したというバラ専用培養土です。

売り文句としては
『バラの生育環境を整えるため、数種類の原料を独自にブレンドしたバラに特化した厳選素材をプラス』とのこと。

具体的には
  • 熟成馬ふん堆肥:良質な環境を作り、病気からもバラを守ります
  • ニームパウダー:忌避・拒食効果でバラに害虫がつきにくくなります
  • 緩効性肥料:肥効がゆっくりと聞きバラの生育を継続的に促進します
  • 天然貝化石:丈夫で色艶美しいバラを咲かせます
ということだそうです。

容量は5L/20L/40Lの3種類があります。

ピートモス主体で軽い用土です

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現物はピートモスが主体のかなり軽い用土です。
メーカーの瀬戸ヶ原花苑ではピートモス主体の用土が売りのようで、他の製品もピートモス主体の用土が多いようです。

ピートモスというと水持ちの良さを言われますが、水捌けの良さも抜群です。
タップリと水を含みますが、水はサーッと引いていくというのが特徴です。

このバラ専用培養土もご多分に漏れず、この傾向が見られる用土なのですが、ピートモス主体にしては少し水持ちが良くなさそう・・・というか乾きが早いように思います。

ピートモスも泥炭のようになっているものは水持ちが良いのですが、繊維がしっかりとしているものは余り水を含みません。
どうやら、この用土は繊維質がしっかりとしているビートモスが多く使われているようです。
(いづれは泥炭化しますが・・・)

また、その軽さはピートモスならではで、フワフワの用土です。

ピートモスならではの欠点もしっかりと受け継いでいます

ピートモスの欠点は、フワフワ故に用土の沈み込みが激しいということです。
フワフワということはそれだけ空気を含んでいますので、水やりを続けているうちに空気が抜けて用土が減るのです。

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これは先日の記事でこの培養土で鉢増ししたバーガンディ・アイスバーグですが、左が鉢増し直後(11月1日)の画像で、右が12月5日の画像です。

大凡ひと月経過していますが、かなり用土が沈んでいることが判るかと思います。
これで2cm程度は沈んでいるでしょうか。今後ももう少し沈むような感じがします。

水捌けの良さは抜群ですが、水やりに気を使いそうな用土です

先にも書いたように、この用土の水捌けは天下一品です。
サーッと水が引いていき、ウォータースペースなんて要らないんじゃないかという程に水捌けは抜群です。

ただし、水持ちはピートモス主体用土としては余り良さそうではないので、夏場の過乾燥に気を使いそうです。

しかしながら、その水捌けの良さとフワフワ用土で根張も良さそうですから、水やりが苦にならないという方にはお薦めしても良さそうな用土です。





















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