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これが無料なら貰わにゃ損だ デビット・オースチン『バラのハンドブック第7版』


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イングリッシュローズのデビット・オースチン

デビット・オースチンと言えば、バラ好きなら知らない人は居ないでしょうね。

バラブームを牽引してきたと言っても過言ではないイングリッシュローズの生みの親がデビット・オースチンです。
HTやFLなどの現代バラとオールドローズを交配して、オールドローズの優しさと現代バラの強健さを併せ持った品種を多数発表しています。

代表花「グラハム・トーマス」が世界バラ会議の殿堂入り品種となったことは記憶に新しいですね。

近年では、ギヨーやデルバールなど他の育種会社に話題が集まって影を潜めた感もあるものの、未だにその人気は健在です。

イングリッシュローズのカタログはなんと無料だった

そんなデビット・オースチンが作出したイングリッシュローズにもカタログが有ります。

Webページから必要事項を記入して依頼すると”何と送料も含めて無料で送ってくれる”という太っ腹なカタログです。

カタログ申し込みページはここです

申し込みが完了すると忘れた頃に(2週間後くらいに)ポスト投函されますよ。

紙質は薄いけど、内容は厚い

到着したカタログは、横A4サイズの正方形と小さめ。
紙も非常に薄く、すぐに破れてしまいそう。

だが、ページをめくると吃驚する。
イングリッシュローズの生い立ちから始まり、品種紹介はもちろん、植付け等の簡単な説明、植栽のコツ、仕立て方など一通り記載されている。

最も素晴らしいと思ったのは、「特定の場所に向く品種」の項。
「半日陰」とか「アーチ向き」などはもちろんのこと、「海際の場所に向く」「切り花に向く」「美しい実が楽しめる」といった他では余り記載されないものまできちんと品種が網羅されている。

貴重なのは、これが育種会社のオフィシャルな情報であるということ。
栽培家◯◯さんの分類というようなものはよく見られるが、これはデビット・オースチン社の正式な見解である。
とても頼りになる情報だと思う。

カタログとしての質も申し分なし

この冊子はカタログなので、もちろん品種紹介が主であるが、これも手抜かりがない。

1品種に対するコメントが他社の3倍(コンちゃん想定比)と圧倒的な情報量である。
品種の魅力が余すところ無く語られており、各品種への愛着が大変感じられ、読んでいても楽しいカタログになっています。

これが無料なんだから、絶対に貰っておくべき

正直に言うと、こんなに良いカタログに初めてであったのではないかと思う。

実はイングリッシュローズはコンちゃんの好みではない(剣弁高芯好きなので)のだが、それでもこのカタログは観ていて楽しい。
ついつい何本か買ってしまいそうになる程の魅力がある。

こんなに良いカタログなのだから、是非他社も見習ってほしいものである。
このカタログは間違いなく売上に貢献しているだろう。
そして、これが無料というのだから、手に入れない術はないでしょう。

最後にもう一度記載しますよ。お申し込みは下記から。
”無料カタログ「バラのハンドブック第7版」のご請求”

いやほんと、マジで貰ったほうが良いよ。。。






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品種紹介がこんなに為になった本は初めて 『よく咲く鉢バラの育て方 いちばんわかりやすい』


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コンちゃん大好き 鈴木満男さん著の鉢バラ向け栽培書です

最早日本のバラ界にて彼の名を知らない人は居ないでしょう。
京成バラ園芸のヘッドガーデナー 鈴木満男さんの著作です。

鈴木満男さんといえば、NHK出版『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック 』での剪定テクニックが衝撃を呼びました。
また、その続編とも言える『決定版 美しく咲かせる バラ栽培の教科書』も前著に勝るとも劣らない名著です。

もちろん、両書ともコンちゃんの愛読書になっています。

剪定について学びたければこれを読め! 『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック』

バラ栽培の本ならこれが一押し 『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』(鈴木満男 監修)


そんな鈴木氏が書いた鉢バラの育て方、やはり只者ではありませんでした。

育て方は他書を踏襲し、より詳しく

肝心の育て方は前書『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック 』を踏襲した内容となっていますが、植付けや水遣りなどは鉢バラ向けにより詳細に手順が記載されています。

基本的な育て方自体にはあまり目新しいところはありませんが、鉢バラの剪定画像などはあまり見掛けないため、貴重かもしれません。

驚くべきは品種紹介だった

大概、この手の育て方の本にはある程度の品種紹介ページが含まれます。

それはそれで良いのかもしれませんが、どの本も似たような品種、似たような説明で正直、ページ稼ぎじゃないのかとさえ思ってしまいます。

コンちゃん的には、この品種紹介で紙面の1/3も占めるような本は買いたくないというのが本音です。

ところが、この本も紙面の半分は品種紹介ページになっています。
初めは「しまった~」と思いましたが、折角なので読んで吃驚。

鈴木氏セレクトなので、他の著者とはひと味違った品種選択が面白い。
更には、紹介文が実践的。
「この品種の剪定は◯◯に注意」とか「こんな仕立て方がオススメ」と言ったような、実際に育てる時に役立つ紹介内容で、これは役に立つ!

思えば、他書だと品種紹介は本の前半部にくることが多いはず。
まずは、綺麗なバラの画像でテンションを高めよう的な発想ではないでしょうか。

ところが、本書の品種紹介は後半部にあります。
前半部で育て方をしっかりと学んだあとに、「さて、ではどれを育てるか・・・」と選べる構成になっているのです。

最初に育て方が頭に入っていますから、紹介内容もよりスムーズに理解が出来るというわけです。

鈴木満男さんの著作にハズレ無し

”我が家は全部地植えです”という猛者を除き(笑)、少なからずとも鉢バラを育てている人、これから鉢バラを育てたい人に、この本は買って損はありません。

鈴木さんの著書は本当にハズレがありませんね。
知りたいことがズバッと入ってくるという感じで、一気に読み終わってしまいますよ。








よく咲く鉢バラの育て方 [ 主婦の友社 ]

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価格:1,512円(税込、送料込)












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バラの冬剪定に特化した本 『超図解!よくわかるバラの剪定講座』


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育種家 河合伸志著の代表作

禅ローズの生みの親である河合 伸志の著作です。
現在は横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーという肩書だそうです。

禅ローズ自体も販売元が移管されたりしておりますので、今後の先行きは不透明ですね。

河合さんの著作としては、他に本作の改訂版とも言えそうな『もっと知りたい! バラ栽培と剪定講座 』やNHKの人気シリーズ『ミニバラ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』があります。

冬剪定&誘引がメインです

書名にもある通り「剪定」を題材とした内容です。

紙面の2/3が冬剪定と誘引、残りの1/3が植付け・施肥などの一般的な内容となりますが、こちらは非常に断片的な内容なので、これ1冊でバラ栽培がひと通り判るというものではありません。
あくまでも、冬の剪定&誘引がメインの本となります。

内容は濃いが編集が駄目で読みづらい

バラを樹形によりブッシュ/シュラブ/クライミングの3種に分類し、各々元気な株、そうでない株、元気過ぎる株などの剪定という風に記載されています。

鈴木満男さんチックな構成の書き方をしていますが、内容としては相違点は多いです。

氏の剪定は全体的にあまり切り詰めない感じを受けました。
今の流行的にふんわりと咲かせるタイプの剪定かと思います。
昔ながらのガッチリとしたHTなどはもっとバッサリいってもいいかも・・・と思います。

とは言え、内容的には十分参考になるでしょう。

しかしながら、この本の最大の欠点は章の構成がまるで出来ていないということでしょう。
本の構成がまるで見えてこないので、このページは何を言いたいのか見せたいのか、読者が考えながら読み進めないと行けません。
また、見出しが全く役になっていないので、ページをめくると途端に違う内容になっていて、読んでいると疲れます。

この本でとてもユニークで特徴的な内容は、「曲げ剪定」と「段差剪定」

河合さん独特のテクニックとして、「曲げ剪定」「段差剪定」が紹介されています。

「曲げ剪定」は「折り曲げ剪定」とは違うテクニックですね。
折り曲げ剪定は枝を完全に潰して曲げますが、河合さんのいう「曲げ剪定」は湾曲させて弧を描き、頂芽を作る剪定です。
これを実践しようとすると広い敷地が必要になると思いますが、花数も増えますし豪華にはなるかなと思いますので、試してみたい技ではあります。

「段差剪定」については、つるバラはどうしてもシュートの先端部分のほうが花が充実するので、シュートの長さを変えて全体的に咲くようにしようという、フェンスや壁面向きの剪定・誘引方法です。
これも覚えておくと枝の配置にバリエーションが増えると思います。

何故かつるバラに力が入っている

普通だとブッシュやシュラブタイプに力を注いで、クライミングは御座なりという本が多い中、完全に逆でつるバラに目一杯紙面を割いています。

つるバラの場合は誘引もいろいろとありますので、このような力加減になったのかもしれませんが、つるバラの誘引を丁寧に解説している本が少ない中ではとても貴重な本と言えましょう。

書名も「超図解!よくわかるバラの剪定・誘引講座」にした方が良かったかもと思うほど。
つるバラに苦労されている方は一読の価値有りです。

良い本なんですけど、満足感が生まれない可哀想な本

内容的には斬新なテクニックもあり、読むほどに深まってくると思うのですが、この「読むほどに・・・」って言うのが曲者。

上でも書いているように、読みづらい。本全体の構成から各記事の構成までメリハリがないというか何を見せたいのか判らないというか。
河合さんは悪くないのに、これの編集の人駄目でしょ。この本の価値を40%位低下させていると思いますよ。
ただし、使われている画像はとても綺麗で良いです。

ということで、内容は悪くないので我慢して読んでみて。
















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剪定について学びたければこれを読め! 『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック』




京成バラ園ヘッドガーデナー 鈴木満男さんの記念すべき第一作

鈴木満男さん初めての著書にして、鈴木満男さんを一躍バラ界の著名人足らしめた記念すべき著作です。

京成バラ園ヘッドガーデナーとして確固たる地位を気づいているにも関わらず、メディアへの露出が少なかったために一般的な知名度は低かった鈴木氏でしたが、この著書をキッカケにバラ愛好家なら誰もが知っている栽培家へと変貌を遂げました。

京成バラ園で有名な人といえば、NHK趣味の園芸講師も務めている「村上 敏さん」が一番だと思いますが、京成バラ園芸での地位は鈴木満男さんの方がずっと上のようです。
#師弟関係ですかね?会社だから上司と部下かな??

バラが嫌がることをしていませんか?

という書き出しで本書は始まります。
この言葉はバラ愛好家に衝撃を持って迎えられました

今までのバラ愛好家といえば、バラに尽くして尽くして人生捧げることが最大の喜びでした。
そこを真っ先に否定されてしまうのです。「過保護は駄目ですよ」と。

栽培方法は的確に、更に詳細です

特に摘心や剪定などを含む「株姿の作り方」に関しては、その詳細さは特筆しています。
つるバラの誘引についても、本書の右に出る本は未だ無いでしょう。
また、”シュート更新しないバラ”という概念も本書で築かれたものと言っても過言ではないです。

系統によって、どのような株姿に整えていけばよいのか、写真を交えながら丁寧に解説されています。
今までこの本を読んだことのない人は、一度目を通しておくべきです。

この本の剪定に関する部分は必読です。

施肥については独特です

バラの施肥は年1回というのを広く根付かせたのも本書でしょう。

それまでは、バラの施肥といえば元肥&夏肥の大きく2つが必要というのが大方の栽培方法でしたが、最近は本書に習ってか年1回の施肥で十分と記載されている本も散見されます。

当初は「これは京成バラ園という環境の中での正解」であって、他の環境では生育を見て追肥するべきだという意見も多く聞かれ、コンちゃん自身もそう思っていますが、環境が整えば年1回でも大丈夫なのだということを知れただけでも十分です。
実際に年1回も試してみましたが、やはりコンちゃんの環境では若干秋花に勢いがないなという印象で、年2回の施肥に戻しています。

最早、鈴木流が主流か?

古くからのバラ愛好家からすれば、施肥のようにちょっと独特な栽培方法もあるのですが、それも京成バラ園の見事な株を見れば「それが正解だ」と言わざるを得ないでしょうし、言わせるだけの説得力がこの本からは漲っています。

この本の後に執筆された『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』でも、そのパワーは全開で、恐らく現時点で最高のバラ栽培書だと思っていますが、本書がそのベースになっていることは間違いありません。

バラ栽培の本ならこれが一押し 『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』(鈴木満男 監修)



本書はバラ栽培初めての方からコンちゃんのような10年選手まで、目から鱗の発見が目白押しです。
特に剪定関係で今ひとつ実践的なイメージが沸かないという方は、是非この本を読んでみてください。

この本はバラ栽培家なら”買うべき”本で間違いないです。











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貴重な情報が詰まった本なれど、活用は難しいかも 『バラの病気と害虫 見分け方と防ぎ方』





病害虫の専門家が記した貴重な本

2005年の初版。
バラに発生する病気と害虫に特化した、珍しい内容の本です。

著者の長井雄治氏は千葉県農業試験場などで病害虫を研究した専門家です。

著者の趣味であるバラ栽培と生業である病害虫研究のコラボレーションと言ったところでしょうか。
バラの病害虫だけに的を絞った本は、本書と本書の改訂版とも言える『病害虫を防いで楽しいバラづくり』だけではないでしょうか。

内容は流石に専門的です

病害虫の専門家が執筆した本だけあって、内容は専門的です。
被害症状・生態・耕種的防除・薬剤に依る防除と言った流れで説明が進んでいきます。

内容的には生物学的でもあり、生態や環境に則した防除方法が記載されています。

各病気や害虫に対して、これだけの情報をまとめた本は他には無いでしょう。
そういった意味では大変タメになり、知識として持っておいて損はありません。

実際の防除にどう役立てるか

記載されている情報は貴重なれど、実際の防除(薬剤散布)にどのように応用出来るかと言う点では今ひとつの感があります。

病害虫毎の記載なので、相互的にどうやって連携させるかを読み取るのは初心者には困難だと感じられます。
実際のローテーション、系統ごとの使い分けと言った、より実践的な記載が欲しかったところです。

本書を普通に読んでしまうと、各々の病害虫に対しては理解できますが、「へえ~、そうなんだ」というレベルで終わってしまうような気がします。

決して農薬散布を推奨しているわけではありません

病害虫の本ということで、とかく薬散を薦める本なのかと思っていましたが、実際は農薬散布を最小限にさせるための内容です。

記述の多くを耕種的防除に充て、発生させにくい環境を如何に作るかという点に注力しています。
その上で、防ぎきれない病害虫は薬剤散布で対応しましょうというのが基本スタンスになっているようです。

農薬散布の方法については特に目新しいことはありません

実際の農薬散布方法についても、確かにしっかりと纏まっては居ますが、実践的な内容ではありません。

大体ネット上でも既に多くの方が書かれている内容の集大成的な記載となっています。

本当に初心者の方には役立つ内容かもしれませんが、すでに病害虫防除に勤しんでおられるかからすると、ちょっと消化不良になるかもしれません。

最後に

既に記したとおりですが、病害虫に関する情報量としてはピカイチです。
各々の病気や害虫について理解を深めたいという方にはオススメできる本です。

しかしながら、初心者の人がこの本を見ながら適切な防除に関する理解を得るには難しいかもしれません。

既に病害虫防除についての経験は十分にあるが、病害虫そのものについての理解を深めたいという方には本書は良書となるでしょう。
また、現在の病害虫対策が適切であるか確認したいという方にもオススメできそうです。

ネットでの評判が大変良い本だったので、かなり期待をして読んだということもあるのかもしれませんが、完全網羅という程の濃さではありませんし、初心者向けでもありません。
しかしながら、情報としては豊富なため、一度読んでおくのは大変良いと思います。

今の薬剤散布で思うように効果が現れない時に読み返して、より良い散布方法を模索するには有益な本だと思います。




農薬の使用については必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従って正しく使用してください。







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