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役に立つ知恵が満載。もっと売れてもいい本 『別冊NHK趣味の園芸 バラづくりの疑問に答える! ローズレッスン12か月 Q&A 』




ローズレッスン シリーズ 第2弾です

先に紹介した『はじめてでも簡単! 楽しいバラづくり ローズレッスン 12か月』の続編です。

Tipsはいっぱいなれど、今ひとつ響かない 『別冊NHK趣味の園芸 はじめてでも簡単! 楽しいバラづくり ローズレッスン 12か月』


京阪園芸勤務のローズソムリエ 小山内健さんの著作になります。

これは買って損のない内容です

前作はまあまあ良い本だったのですが、これは”すごく良い本”です。
Q&A形式で、様々な育て方の知恵を紹介してくれます。

帯に「バラづくり2~3年目の疑問を解決!」とありますが、全くその通りです。
栽培していくうちにふと湧き上がる疑問に的確に答えてくれています。

イラストや画像も豊富で、理解しやすい紙面になっています。

小山内さん、やれば出来るんじゃない(笑)

ハキリバチの被害を軽減する方法などは、正に目から鱗で「おお、そんな手があるのか」と感動してしまいました。

前作を補う内容も

『ローズレッスン 12か月』の題の通り、毎月ごとに章が区切られています。
この構成が本書ではマッチしていて、”今月のこの作業はどうしてやるのか”とか”この時期に発生する問題”など必要な時期に必要な情報を得ることが可能になっています。

毎月、作業前に読んでおく・・・という使い方がとても良さそうです。

また、前作で疑問に思っていた「寒肥」に関する記述やお座なりにされていた「鉢植えの土」の話など、この本で補完されている部分もあります。

第2弾ですから、合わせて読むとより理解が深まるでしょう。

とにかく豊富なQ&A これで貴方もバラ博士?

Q&Aは全部で68個。
それだけでもかなり満足なのですが、コラムなどもあり、総量としてはかなり読み応えがある内容です。

痒いところに手が届いているという感じです。

これを丸暗記できるくらいまで読みこめば、初心者からの質問も怖くないかもしれません。

ただし、病害虫対策についても、そこそこ紙面を割いていますが、やはり物足りない印象は拭えません。
ローテーションとかもっと真剣に書いてくれる人は居ないのだろうか・・・。

装丁が今ふたつなのは相変わらず

まあ、シリーズ物ですから当たり前ですが、安っぽい装丁は一緒です。

この本の一番残念なところですね。

特に本書の場合は、手元において何度も読み返すという使い方になると思いますので、もうちょっと紙質をあげて欲しかったと切に思います。

何はともあれ、読んでみるべし

書評とかレビュー物には辛口のコンちゃんですが、この本はオススメします。

特に、この本がターゲットとしている「バラづくり2~3年目」の方にベストマッチの良書です。
もちろん、コンちゃんのように漫然と10年以上育てている人にも十分に役立つ内容が盛りだくさんです。

常に手元においておいて、今月・来月のQ&Aを理解していくというのが、最も有効な利用方法だと思います。

”買うべき”とは言いませんが、図書館で借りてきて読む価値は十二分にあります。
これは良い本です。











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Tipsはいっぱいなれど、今ひとつ響かない 『別冊NHK趣味の園芸 はじめてでも簡単! 楽しいバラづくり ローズレッスン 12か月』





著者はローズソムリエ 小山内健

京阪園芸在勤の”ローズソムリエ”小山内健の著書。
彼は一昔前に人気を博したTV番組、「TVチャンピオン 全国バラの花通選手権」2回制覇という実績で、一躍バラ界の有名人になった人です。

出始めの頃は違ったと思うのですが、最近はマッタリ口調。
講演の依頼が多くて、このような喋り口調になったのだと思いますが、オバさま方には好評のようです。

こんな構成の内容です

その小山内健さんがNHKの月刊誌『趣味の園芸』に連載していた「ローズレッスン 12か月」を一冊にまとめたのが本書です。
月刊誌の連載ですから、隔月ごとのバラのお手入れが記載されています。

コンちゃんは、この時期には『趣味の園芸』を読んでいないので、元記事にどれくらい加筆修正しているのか判りませんが、第1章とコラムは本誌のために追加された項目ではないでしょうか。

内容はかなり濃いです

”濃い”と書いておいて失礼ですが、所謂基本的な栽培方法については御座なり感が否めません。『趣味の園芸』という読者層を意識しているのか、そういった本当の意味での初心者向けの内容は判っているという前提にあるように思います。

取り敢えず、一般的な草本類の栽培経験を持っている人を対象とすると、逆になかなか気の利いた内容です。

Tips的な内容が「Point」や「Step Up」として随所に散りばめられています。
大半は前にも何処かで読んだことがある(聞いたことがある)という内容ですが、書籍として読むと「そうだったな~」と改めて思い起こす内容もあり、それはそれで有意義です。

そういった意味では、脱初心者した方向けの内容といえるのかも知れません。

もちろん、初心者の人でも知識として吸収・実践すれば綺麗に咲かせるための手助けとなるでしょう。

装丁は今ふたつ

内容は悪くないのですが、装丁は安っぽすぎます。
ソフトカバーなのは結構ですが、紙が安っぽいし薄い。お陰で色が綺麗にでていないです。

まるで安いタウン誌のような質感で、お世辞にも本棚に飾りたい出来ではありません。
正直に言うと、手にとった瞬間に読むのを辞めそうかと思ったほど、読む気にさせない装丁です。

その割には価格は1200円と立派なお値段。買う気を削ぐには十分です。
装丁からいうと、880円とか980円が何とか許せる範囲では無いでしょうか。

何かグッと来るものがない

何と言いましょうか・・・この本には感動がありません。
すごく詳細でもありませんし、すごく専門的でもありません。

読み終わった後の満足感が乏しいです。
内容的には悪くないのですが、何でしょうか、グッと来るものが無いのです。
小説で言うと、話の盛り上がりに欠ける感じです。カタルシスがないんです。

肥料のやり方が特殊です

寒肥についての記述がありません。
芽出し肥と花後の追肥、夏肥というのが主な施肥のようです。
つるバラでさえ、寒肥の記載がありません。

これは鉢植えの施肥方法ではないでしょうか。
まあ、地植えでも枯れることはないので、それはそれで良いのですが。

初めての人向けということで、敢えて省いたのかも知れません。

病害虫対策については全く役に立ちません

薬剤散布については全くと言っていいほど触れられておりません。
巻末の作業カレンダーの裏にお決まりの内容が書いてあるだけです。

本書だけではありませんが、どうしてどの本も薬剤散布については腫れ物を触るように避けて通ろうとするのでしょうか。
特にこの本はその傾向が強すぎます。

結論としてオススメか?

結論としては「買っても損はしないけど、強くオススメするほどではない」ですかね。

やはり本というのは読み終わった後の満足感て大事だと思うのですよ。
本書にはそれがない。さらっと読んで捨てちゃいそう。
元は雑誌の連載だから、ある意味正しいのか(笑)

コンちゃん的には病害虫対策に役に立たないので、個人的にはここがかなり低評価です。

しかし、じっくり何度か読み返すと他に見えてくるところもあると思うので、我慢して3回読みましょう。
そうすると満足度が上がってくる。そんな本です。










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つるバラを育てる人は必ず読んで欲しい本 『つるバラ (NHK趣味の園芸ーよくわかる栽培12か月) 』





つるバラは扱いが難しい。
それは、一口に「つるバラ」と称されるが、実際は多くのタイプに別れるからです。
「アーチに向くつるバラは?」「壁面にどうやって誘引したら良いのだろう」という質問はインターネット上にも溢れかえっています。

つるバラの栽培者と言えば、この本の著者 村田晴夫さんが第一人者で異論はないと思います。
残念ながら、近年他界されたそうで、村田ばら園は姫野 由紀さんという方が「姫野ばら園」として継いでいるようです。

村田さんの著書は、一貫してつるバラの仕立て方に拘っています。
そういう意味では、栽培書というよりは、つるバラを使って庭をどう艶やかに彩るかの指南書と言えるでしょう。

アーチにクライミングローズは向かないというのは、今では一般に広まってきていますが村田さんの力によるところが大きいとコンちゃんは考えています。
また、壁面やオベリスクなどの構造物にはどのようなバラが向くのか、どのように仕立てればよいのかが重点的に記載されています。

そのため、一般的な栽培書になれた人が読むと違和感が大きいかもしれませんが、最後まで読み終えて、いざつるバラの前に立つと、村田さんの教えが正しいことを痛感させられるでしょう。

村田さんの著書を複数読むと、大体書いてある内容に差異はありません。
そのため、村田さんの著書は一冊持っていれば良いと思いますが、このNHKの人気シリーズが一番まとまりが良いように思います。

そういった意味ででも、つるバラを育てたい・つるバラをどのように使えばよいのか知りたいという方には必ず手にとって欲しい本だと思います。


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一番最初に読んで欲しいバラの栽培書 『バラ ハイブリッド・ティーとフロリバンダ (NHK趣味の園芸ーよくわかる栽培12か月) 』




「バラの栽培は難しい」ってよく言われます。
だから、殆どの人が栽培書を買って、育て方を調べていると思います。

そんな人に、一番最初に読んで欲しいバラの栽培書はこれ『バラ ハイブリッド・ティーとフロリバンダ (NHK趣味の園芸ーよくわかる栽培12か月) 』




初版は2003年とちっと古いですが、内容は今でも十分通用します。
というか、ここに載っているのが「育て方の基本」だと思っていいです。

最近は、独自の栽培方法を、まるで正統派のような書き方をしている本も多いですが、そんな本には惑わされず、この本の内容を基本に栽培方法を確立していってほしいと思います。

この内容を理解してから、他の本を読むと著者の言っていることが信じられるか疑わしいか判断できると思います。

コンちゃんもこの本を買ったのはバラ栽培の初期の頃ですが、今でも時折読み返して作業内容を確認しています。

特に、この本を理解してから「鈴木満男さんの著書」を読むと、鈴木さんの栽培理論がスッと頭のなかに入ってくると思います。

そういう意味でも、まず一番最初に読んで欲しいバラの栽培書なのは間違いのないところだと思います。



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バラ栽培の本ならこれが一押し 『決定版 美しく咲かせるバラ栽培の教科書』(鈴木満男 監修)


初版発行が2015年7月10日なので、正式にはまだ発売前ですが、既に書店に並び始めています。



京成バラ園芸でその手腕を十分に発揮している鈴木満男さん監修による最新のバラ栽培書です。

鈴木満男さんの著書といえば、『バラを美しく咲かせる とっておきの栽培テクニック』が大変有名で、かつ内容の濃い名著ですが、
これはそれを上回る超良書だと、コンちゃんは思います。

207頁オールカラーでバラの系統から植付け・施肥・薬剤散布・ローズヒップティーの作り方まで(笑)網羅した、今もっとも買って損のないバラ栽培書になっています。

鈴木さん監修ならではの剪定方法の充実さなど、他書とは一線を画する出来栄えになっています。

「これからバラを栽培してみたい人」はもちろん「もっと綺麗に咲かせたい人」まで十分に満足できる内容だと思います。

コンちゃんも”おぉ~、なるほど!”と思う内容が盛り沢山で、買ってよかった~~って心底思いますよ。

というわけで、今一番オススメの書籍です。
是非一度書店で立ち読み・・・したら絶対買いたくなるはず(笑)





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