Top Page >> 農薬散布の基礎知識

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農薬散布の時に気をつけている6つの事


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農薬の散布には気をつけることがイッパイ

年間に30回程度農薬を散布しているコンちゃんですが、こんな事に気をつけて散布しています。

1、気温
2、時間
3、風
4、降雨予想
5、人通り
6、後片付け

なんか色々あってめんどくさそうに思うかもしれませんが、実は結構関連している項目もあります。

気温

これはかなり大事な要素です。
気温が高い(25度以上)の時は薬害が出やすくなりますので、これを超えないような時を見計らって散布します。

梅雨が明けて熱帯夜がやってくると、実質的に25度以下の時間はありません。
出来ることなら散布せずに済めばよいのですが、夏場の散布は秋の実績に大きく影響します。
そのため、なるべく気温の低い時に撒くようにしています。

また、ダコニールなど高温期に薬害の特に出やすい薬剤は他の薬剤にチェンジしたりして予防しています。

時間

上の気温で気づいた方もおられると思いますが、一番気温の低い時間って何時でしょう。
答えは日の出の時間です。
ですから、朝の5時位に散布できるのが一番良いのですが・・・・貴女の庭で朝の5時から散布してたら近所迷惑になりませんか?
コンちゃんの家は住宅地なので、流石に朝の5時は非常識な時間帯です。

平日なら強いて6時位なら大目に見てもらえそうなので、平日なら6時くらいから土日なら7時くらいから散布するようにしています。
また、終了も10時には終わるようにしています。

風が強いと綺麗に散布できませんし、周りに飛散するドリフトもありますので、なるべく風のないときに散布するようにしています。
もちろん、自分自身が被爆しないためというのも理由の一つであります。

低気圧などが接近していて気象的にどうしても風の強い日というのはありますが、そういう日は諦めます。
近所への飛散が不快感を高めますし、通行人に掛かってしまうとトラブルの元になりますからね。

さて、では穏やかな日の中でも一番風の弱いときってどんな時でしょう。
これは気温が動かないときです。風とは温度差による空気の流れですからね。
つまり、一番寒い時か一番暑い時が風もなく穏やかなのです(これはコンちゃんの経験則)。

暑い時は薬害の心配がありますので散布には向きませんから、寒い時間帯に散布するようにします。
すると、朝なんですよ。早めの朝。上の時間で書いた時間になるわけです。

そして、10時を過ぎるころには気温も上昇してきて空気が動き始めますから、それまでに終わるように散布するのです。

降雨予想

もちろん、雨の降らない日がベストです。
ただ、コンちゃんのような週末ガーデナーはそうも言ってられないので、降り始め間で3時間くらい間があるようなら散布しています。

人通り

住宅地で散布する以上、これは気をつけないといけません。
特にお隣さんが外に出ているときは絶対に避けます。
散布中に出てこられたら、その場で散布を中断します。それくらいの徹底は必要です。

あとはなるべく洗濯物を干し始める前の時間に終わるようにしたり、通行人が来たら一時散布をやめるなど結構気を使っています。
コンちゃんなんか、散布中に近所の人が話しかけてきたりすることもありますので(笑)

今まで何も言われたことがなくても、少なからず嫌な気持ちではいるはずです。
こんなことで近所との仲が悪くならないようにしましょうね。

後片付け

まず、使った器具はしっかりと水で洗いましょう。
噴霧器はもちろんスポイトなども丁寧に水洗いしてから仕舞いましょう。

噴霧器は残った薬剤を捨てた後、中を真水で2~3回バシャバシャと揺すり洗いしてから、散布量と同量以上の水を散布してノズルに残った薬剤も綺麗に排出されるように気をつけています。

前もどこかで書いたと思いますが、粉剤やフロアブル剤は決して水に溶けているわけではないので、乾くとノズルが詰まる原因になります。

要は朝に散布しましょうってことです(笑)

要約してしまうと、これに尽きます。
気温も低いし風の穏やかで人通りも少ない。

ただあまり早すぎても近所迷惑でしょうから周りが起き始める頃合いを普段から観察(笑)して、その時間から始めると良いと思います。

上でも書いていますが、薬剤散布は近所トラブルの元になりやすい作業ですから、なるべく周りの人が大目に見て貰えそうな範囲で散布してくださいね。





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農薬は何日間隔で散布すればよいのか考えてみる


あなたは年に何回農薬散布しますか

正直、誰だって農薬散布の回数は減らしたいと思っているに違いない。
面倒だし、住宅街だと近所の目もあるし、時として具合が悪くなるという人もいるでしょう。

しかしながら、予防的薬剤散布は感染させないことが目的なので、農薬の効果が出ていない期間は無い方がよいのです。

一度散布すればどれくらい効果があるのだろうか

では、農薬の効果はどれくらい持つのでしょうか。

殺菌剤の場合、効果は10日~14日間ほど効果が持続すると言われています。
ただし、これは展着剤を使用して、かつ降雨がない場合のことです。

つまり雨が降らなければ、安心を見て10日おきか14日おきに散布すれば良いとなります。

逆に雨が降ったら雨量にもよりますが、一度降ったぐらいなら7日間ほどは効果を持続していると言われます。
そのため、農薬散布後に雨が降ったら7日おきの散布となります。

従って、コンちゃんのような週末ガーデナーは「雨が降ったら毎週散布・降らなければ隔週散布」が正解だと考えています。

実際のところはどうなのか

しかしながら、コンちゃんの経験上から言うと、隔週散布では感染は防げないという印象です。
先に10日~14日と書いた通り、10日過ぎると感染が始まるように思います。

とは言え、週末ガーデナーのコンちゃんには10日おきの散布は大変困難ですから、10日を過ぎないように毎週散布となっています。

ただし、毎週散布はかなり時間的にも負担になっているのは事実ですし、肝心の週末が雨だと隔週、運が悪いと3週間後ということも有り得ます。

農薬効果の持続性を向上させるには

肝は展着剤にあります。

展着剤には色々な性能がありますが、効果の持続には「固着性」が重要です。

固着性に優れた展着剤としては「スカッシュ」があります。

スカッシュは湿展性などにも優れた機能性展着剤ですので、展着剤をスカッシュに変えるというのが1番有効な手段かもしれません。

または固着性にのみ優れた機能を発揮する「アビオン-E」を追加するというのも有効な手段です。

展着剤をうまく利用して、隔週散布で乗り切りましょう。

ただし例外があって、台風などの豪雨の場合は、いくら固着性に優れた展着剤を使用していても効果は維持できませんので、台風通過後はなるべく早い期間で散布する必要があります。

いずれにせよ、固着性を高めることにより、隔週での散布で効果を維持しましょうというのが、コンちゃんの答えです。


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農薬の使用については必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従って正しく使用してください。







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夏場の高温期は薬剤散布をやめるほうが良いのか


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止めるべきか止めざるべきか

夏場の高温期になると、薬害が出やすくなるので農薬散布を止めた方が良いという人がいます。
また、高温期になると病期の進行も遅くなるので、やらなくて良いともいいます。

特にダコニール1000は気温25度以上では薬害に注意するよう但し書きがあるので、そう言われています。

しかし、コンちゃんの経験上から言うと、”夏場も薬剤散布は継続したほうが良い”と考えています。


夏場も薬剤散布を止めない理由

コンちゃんも昔は上記の理由から夏場(最低気温が25度を上回る=熱帯夜の日)は薬剤散布をしていなかったのですが、秋口から一気に病気が噴出して手に負えなくなっていました。

確かに夏場は病気の進行が遅いので、目に見えて病害は発生は減少します。
しかし、進行が遅いだけで、羅病しないわけではありません。

夏場に薬剤散布を行わないと、折角それまで病害に侵されていなかったのに、夏場にしっかりと病害に侵され、気温が下がる秋口になると一気に発症するという図式だと考えています。

予防薬は効果が薄れ、治療剤の連用に頼らないと抑えこむことが困難になってきます。
というか、もう手に負えないというのが正直な感想です。


虫害について考える

また、病気の進行は緩慢でも、虫達は夏も元気です。
特にホソオビアシブトクチバの幼虫は成長点を食い荒らします。

殺虫剤を撒かなくなるのですから、他の虫達も元気にバラを蝕んでいきます。
ハダニが大発生するのも夏場が多いです。


夏場の薬剤散布で気をつけること

高温期の薬剤散布で気をつけなければならないことは、もちろん薬害を発生させないことです。
特に夏場に限ったことではありませんが、以下には十分注意すべきです。
  • なるべく気温の低い時間帯に散布すること
    もっとも気温が低いのは朝の4時から5時頃です。この時間に散布が出来る恵まれた人はラッキーです。
    大概の人は無理ですが、最低でも朝の10時までには散布したいところです。

  • 曇天を選んで散布する
    上と同様、気温が上がりにくい日に散布したほうが薬害は出づらいです。

  • 2度掛けはしないこと
    一度散布した後に、もう一度重ねて散布することを2度掛けと言います。
    薬剤の付着量が増えますので、もちろん薬害が出やすくなります。
    殺菌剤については、ビシャビシャになるまで(滴り落ちるまで)散布しなくても十分に効果を発揮します(そのための展着剤です)ので、フンワリと散布してあげれば大丈夫です。
    殺虫剤については接触毒のものについては害虫に直接掛からないと効果が無いので、適宜散布します。

  • 葉裏を重点的に散布すること
    病原菌の侵入は主に葉裏からだと言われています。
    そのため、葉裏にしっかりと薬剤が浸透するようにノズルを上に向けて散布することが大事です。
    また、害虫についても葉裏に潜んでいることが多いので、葉裏からの散布は合理的です。

  • ダコニール1000を使っている場合はオーソサイド水和剤に切り替える
    残念ながらダコニール1000は高温期の薬害が発生しやすいのは事実です。
    夏場はダコニール1000をローテーションから外し、代わりに同じ有機塩素系のオーソサイドで代用しましょう。

  • 規定の濃度を守る
    夏場は薄めで散布するという人がいますが、これは間違いです。
    確かに薄めれば薬害発生リスクは減少しますが、薄めてしまっては散布した効果がありません。
    逆に耐性菌を作り出しているだけです。
    いついかなる時でも、決められた濃度で散布すべきです。


まとめ

夏場の薬剤散布を行わないことにより、秋以降の薬剤散布が逆に大変になってしまいます。
病害虫の被害を抑えこむために春以上の散布量になってしまう可能性があります。

薬害については、絶対に出ないようにするのは難しいですが、上記の点を守ることにより大きな被害は出ないです。
多少出ても、病害虫に侵されるよりは被害が少ないはずです。

以上を踏まえ、夏場もしっかりと薬剤散布をすべきだというのがコンちゃんの結論です






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乳剤を散布するときは展着剤は要らない?



「乳剤には展着剤と同様の添加剤が入っているので、展着剤を入れる必要はありません。」
「サプロールを使うときに展着剤は要りません。」

という記載をよく見かけますが、本当でしょうか。
みなさんの使っている展着剤が「ダイン」だったら概ね正解です。

ダインは「湿展性(葉を濡れやすく性能)」と「浸透性(染み込みやすくする性能)」に優れた展着剤です。
乳剤にはこれと同じく、濡れやすくしたり染み込みやすくする成分が含まれていています。
展着剤も濃度が濃いと薬害の原因になりますので、乳剤を使うときは展着剤を使わなくても良いです。

ただし、展着剤には他にも期待される性能があり、「雨で落ちにくくする(固着性)」というのもその作用の1つです。
そのため、乳剤を使うときはダインではなく、固着性に優れた展着剤を入れるのがベストな選択といえるでしょう。

固着性に優れた展着剤はパラフィン系のアビオン-Eが有名です。



コンちゃんのような週末ガーデナーは、雨が降ると2~3週間散布できないこともありますので、固着性に優れた展着剤の使用は有意義だと思います。

また、アビオン-Eは固着性にのみ特化した展着剤ですので、ダインアビオン-Eという使い方もオススメです。

アビオン-Eの唯一の難点としては、一番小さいものでも500mlからなので、使いきるのが大変ということでしょうか。





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薬剤を混ぜる順番って気にしていますか?


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農薬を希釈する時、どの順番で混ぜれば良いか。
結構気にしてない人、多いんじゃないでしょうか。あなたは大丈夫?

なんと、農薬を混ぜるのにも順番があるのです。
順番通りに入れないと、効果が減少したり薬害の原因になったりしますので、重要な要素なんです。

この機会に覚えておくとよいでしょう。

理屈で言うと、「水に拡散しやすいものから入れていけば良いです」。
覚えやすく言うと、「展着剤・乳剤・水和剤(て・に・す)」の順番に入れていけば良いです。
フロアブル剤は乳剤と水和剤の間に入ります。

まず最初に、水を用意します。仮に4Lくらい散布する場合でも、混ぜるときは1Lくらいで大丈夫です。
次に、展着剤→乳剤→水和剤の順によく混ぜながら入れていきます。
最後に規定濃度になるように水を追加して終了。

あとは、いつも通り散布すればOKです。

ちょっとしたことですが、効果に差が生まれますので、是非お試し下さいね。






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