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鉢植えに寒肥は必要?いつから始めるのが良いのか考えてみよう。


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寒肥って何のためにするの?

バラ栽培では寒肥は大事な冬の作業として出てきますが、これは地植えの話です。

寒肥とは、春の芽出しに備え前もって施しておいたり、年間施肥を補完するために施されるものです。
また、寒中期に行うのので、生の有機物を施すことによって、土壌を肥沃にする効果も期待しています。

寒肥については過去記事も参考にしてください。

寒肥の基本的な考え方

寒肥の施し方

2016年 寒肥を施す


上記から分かるように、肥料分が長期に渡って土壌に留まっていられるということが前提なのです。

寒肥は地植えではないと意味がない

鉢植えでは、水やりの際に肥料分が流れ出てしまいますから、寒中の肥料分が必要とされていない時期は吸収されず流れ出てしまうだけですから、ただ単に無駄なだけということになります。
また、土壌には肥料を蓄えておける量がありますから、それ以上与えても、これもまた無駄ということになります。

地植えでは、鉢植えとは比べ物にならないほど大量の土壌で栽培されていますから、寒肥のような多量の施肥でも問題となることはありませんが、鉢植えでは百害あって一利なしとなってしまいます。
最悪、多量の施肥によって根焼け→枯死もありえない話ではありません。
#ここまでなるには与えてる肥料の種類や質にも問題があることもありますが。

鉢植えはいつから肥料を与えるのか

寒肥は、1年の生育期も備えて「前もって」施しておく肥料であることはご理解いただけましたでしょうか。

しかし、鉢植えには備えておけるだけの環境がないので、寒肥を施す必要はないのです。

鉢植えは必要なときに必要な量の施肥をしてあげることが大事なのです。

鉢植えが肥料を必要とする時期はいつから?

厳密に休眠期は全く肥料を吸収しないのかと言われると分かりませんが、基本的には休眠期明けからバラは本格的に肥料を要求しだすはずです。

ですから、休眠期明けから施肥をしだせば良いということになります。

とはいっても、コンちゃんの家では完全に休眠に入っている期間は極々わずか、もしくは休眠に入りきれずにいるのかも知れません。

そのため、コンちゃんは芽がプックラとしてきたらというのを目安にしています。

施肥量はどれくらい与えるのか

上で書いたように必要なときに必要な量ですから、多く施す必要はありません。

今お使いの肥料を普通に1回分与えれば十分です。
もし、足りないな・・と思ったら液肥で補えば問題ありません。

どんな肥料を与えたら良いのか

上で書いたように「必要なときに必要な量」ですから、肥効が現れるまで1ヶ月もかかるようでは遅すぎます。
肥料を上げたらすぐに効果が出るような肥料が適しています。

極端に言えば、化成肥料でも問題ありません。
まあ、欲を言えば発酵済み有機肥料がいいでしょう。

あまり深く考えず、普段使っている肥料で十分だということです。

鉢植えの場合は、寒肥用に特別な肥料を用意する必要はないのです。

土壌改良を期待したいときはどうする

答えは簡単です。植え替えをしてください。
鉢植えに施す程度の有機物では根本的な改善は期待できません。

逆に植え替えすれば、劇的に改善されます。
また、きちんとした土作りをしていれば、1・2年で全くダメになるようなことはありません。

鉢植えの施肥は地植えと一緒に考えては駄目

多くの栽培本では地植えを基本として書かれている場合が多く、うっかりすると鉢植えには向かない栽培方法を行っているかも知れません。
鉢植えについても記載してあっても、どうしても追記的な書き方になっていることもありますので、よ~く読んで下さいね。

鉢植えでの育て方については、この本がオススメです。
全てが鉢植え前提で書かれていますので、鉢植えメインという方は読んでみると発見があるかも知れませんよ。

品種紹介がこんなに為になった本は初めて 『よく咲く鉢バラの育て方 いちばんわかりやすい』







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三國打刃物店 六角寿剪定鋏普通型を研ぎに出してみた。


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買ったからには、やっぱり使いたい!

もうこの話題は終わりにしようかと思っていますが、コンちゃんのブログでも閲覧者の多い三國打刃物店 六角寿剪定鋏普通型についてです。

レビューについては過去記事をご覧いただければと思いますが、コンちゃん的にはとても残念な剪定鋏です。

敢えて書く。三國打刃物店 六角寿剪定鋏普通型に買う価値はない!


当初は、このままお蔵入りかなと思っていたのですが、やはり使えないのは勿体無いので、何とか使えないかと顔馴染みの刃物問屋を通じて研ぎに出してみました。

何処に研ぎに出したのか

実はこれは大変重要。
馴染みの刃物屋がなければ研ぎに出していなかったかも知れません。

巷には研ぎ屋と称するお店が一杯ありますが、剪定鋏を出すに適さないお店も一杯あります。
主に包丁研ぎを専門としている業者に出しては駄目です。
このようは研ぎ屋も「鋏も研ぎます」と看板を出していることも多いですが、要注意です。

包丁と鋏の刃付けはかなり違います。
包丁の要領で鋏の刃をつけても最初は良いでしょうが直ぐに切れなくなるか刃こぼれするか・・・どちらかだと思います。
そして、コンちゃんの持論ですが「鋏は研ぐものじゃない」ってことです。
鋏は摺合せで切るものです。刃先を幾ら鋭くしようが切れないものは切れないのです。

だから、摺合せを作れる研ぎ屋に出さないと駄目!なんですね。

摺合せを作るには相応の技術が必要です。
これはいくら包丁を研ぐのがうまくて駄目なんですね。包丁を研ぐのとは全く別の技術です。
そして、一朝一夕に会得できるような技術でもありません。

では、一番摺合せを作るのが上手は人は誰?って話になりますが、それは当然、鋏鍛冶です。
もちろん、職人の腕に左右されますが、月に数丁しか鋏を研がない包丁鍛冶師とは比べ物になりません。

なので、鋏は鋏鍛冶へ研ぎに出せというのがコンちゃんの解答になります。

さて、コンちゃんが研ぎに出したのは刃物問屋ですが、この問屋さん、山形の某製鋏所とお付き合いがあり、剪定鋏の研ぎはそこに出しているってことをコンちゃんは知っていたのです。
もちろん事情は説明の上、「○○さんところに出してねぇ~~」ってお願いしておきましたが。

研ぎから戻ってきました

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さて、研ぎに出してから2週間位で研ぎから上がって送られてきました。

眺めてみると、荒砥の跡が残っていたりしますが、ちゃんと研ぎ直してくれた証拠でもあるので、まあ良しとしましょうか(笑)
というか、新品なのに荒砥から掛け直す必要があったのかってこと(要は完全に刃を付け直す必要があったってこと)ですかね。

あと、盛大にネジの頭を舐めた跡がありますね(笑)(笑)
恐らくはちゃんと分解してから研ごうとして(まあ、それが当たり前ですが)、あとは調子出すのに微調整が必要ですから、そこで四苦八苦したんでしょうねぇ。

今度、ぶっちゃけどうでした?って聞いてみたい。

やっぱりちゃんと研がれると違うね(ニッコリ)

で、肝心の切れ味ですが・・・もちろん納得♪
まるで駄目だった刃先付近もかなり良くなっています。
全然実用可能レベルになってました(って書くと、誰に物言うとんねんと怒られそうですが)。

これなら、一線でも十分に使えそう。
もともとは三国に調整してもらっても全然駄目だったのに。
やっぱり研ぎは腕だよね・・・って再認識。

ちなみに、もう一本、やっぱり摺合せの良くなかった某山形剪定鋏も出したのですが、こっちもパッチリ。
鋏の評価もグッと上がりましたよ(笑)

鋏は研ぎが命だね

使用を諦めていた剪定鋏でしたが、ちゃんと出すところに出せば大丈夫なんですね。

同じ悩みをお抱えの貴方も、一度研ぎに出してみては如何でしょうか。

ただし、腕の良い鍛冶屋と出会えるか・・・ってとこが一番難しいのですが。












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バラ用殺菌剤のスプレータイプってどんなものがあるんだろう?


コメントに質問いただきました

コンちゃんのブログで一番人気の記事、農薬のローテーションに関する基本的な考え方にコメントを頂戴しました。


薬剤スプレーの系統について
はじめまして(^^)
薬剤の系統を探しているところ、こちらのブログを拝見させていただきました。
薬の表はとてもわかりやすいですね(^^)

突然の質問で申し訳ないのですが…。

バラを鉢植えで育てています。
2鉢と少ないのでスプレータイプを使用しています。
マイローズ殺菌スプレー、ベニカXファインスプレー、モストップRスプレーをローテーションで使っていますがもう1本薬を買い足そうと思っています。
アタックワンALが良いとききましたがアタックワンALはマイローズ殺菌スプレーと同じ系統ともききました。
何かオススメはありますか?

いきなりこんなこと聞いてすみませんm(_ _)m


コンちゃんはスプレー剤って使わないんですよね。使用量が多すぎて。
それにコスパも悪いので、定期的に散布しようと思ったら自分で希釈したほうがとってもお得です。

とは言え、利便性からスプレー剤を使われる方も居らっしゃるでしょうから、今回はこの質問に答えてみたいと思います。

まずは敵を知ることから始めよう

スプレー剤といっても本当にたくさんの種類があります。
確かに初心者向けと言っておきながら、どれを選んで良いのか悩むところだと思います。

今回の質問では
  • マイローズ殺菌スプレー
  • ベニカXファインスプレー
  • モストップRスプレー
の3種類をお持ちとのことです。
(モストップRスプレーという商品名で検索しましたが該当が見つからないため、「GFモストップジンRスプレー」と仮定して話を進めます)

各々有効成分を調べてみましょう。なお、殺虫成分も混合されているものは殺菌成分のみ抜粋。
すると、こうなります。
剤名有効成分系統
マイローズ殺菌スプレーミクロブタニル EBI
ベニカXファインスプレーメパニピリムアニリノピリミジン系
GFモストップジンRスプレーチオファネートメチルベンゾイミダゾール


んー、なんか判りづらいですねえ~~。
コンちゃんに馴染みの深い薬剤の名称に変換するとこうなります。

剤名同成分の薬剤総使用回数
マイローズ殺菌スプレーラリー乳剤ー(5回)
ベニカXファインスプレーフルピカフロアブル4回
GFモストップジンRスプレートップジンM5回


素晴らしいですね。ちゃんと3つとも系統が違いますので、しっかりとローテーションできています。
治療剤のローテーションとしては大変よい組み合わせだと思います。

ところで、勝手に総使用回数も足しておきましたが、マイローズ殺菌スプレーって総使用回数「ー」って変じゃない?
耐性がつきやすいEBI系ですよ。3回も連続散布したら耐性菌の恐怖が十分にあるっていうのに・・・

どうも最近は住化武田が「ー」を付ける薬剤を売り出してきています。
これは栽培期間中の使用回数に制限がないことを示しています。

農薬の適正利用の観点から言うと有り得ない・信じられない話なんですが、この記載は農水省が認めてるってことなんですよ。
だから、悪いのは「農水省」です。

(5回)はラリー乳剤の総使用回数です。これくらいが妥当ってことです。

追加しようとするなら何が良いのだろうか


さて、余談はさておき、ここまでで判ることは全部治療剤であるということ、全薬剤の総使用回数を足すと14回だと言うことです。
毎週散布ですと3ヶ月持ちませんし、隔週散布にしても半年が精々といったところです。

治療剤を1種類増やそうとしても系統が被ることになるでしょう。
かと言って、14回では1シーズン持たないでしょうから、ここは予防剤を追加するのが妥当ではないかと思います。

そこで、コンちゃんの僅かな商品知識の中で選んだのが、「サンヨール液剤AL」です。
バラの黒点・うどんこ病の予防薬として有効で、アブラムシなどの殺虫にも適用のある便利な薬剤です。
総使用回数も8回あります。

ちなみに質問者の方があげられている「アタックワンAL」の有効成分は”ミクロブタニル”で、すでにお持ちの「マイローズ殺菌スプレー」と全く同じ成分になります。

もちろん、他に予防効果のある薬剤を含んだスプレー剤があれば、それでも良いですし、本当ならば予防剤2種類入れて欲しいので、もう一種類はご自身で探していただいて、ご使用頂ければなあと思っています。

最近はスプレー剤の種類も大分増えてきました

ここ数年は特に各社から様々なスプレー剤が発売されているように思います。

商品の売り口上としては「簡単・お手軽」を全面に出しているものが多いことや株数が少ない人(初心者)向けということもあり、適正な使用が危ぶまれる商品が多いと思います。

また、有効成分も、どうしてもEBIに偏りますので、結局ローテーションできていないということも多々あると思います。

そういう意味では、この質問者の方、流石コンちゃんのブログを読んでいる方だけあって、しっかりとローテーションできていました。
(自画自賛です(笑))

本当はここに殺虫成分も含めて話をしないといけないのですが、それをやりだすと知恵の輪状態になってしまうので、今回は殺菌剤として考えてみました。

皆さんも薬剤選定の際に参考にしていただけると幸いです。




サンヨール液剤AL 【850ml徳用ボトル】
価格:997円(税込、送料別)












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